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【箱根予選会】11枠かけ39校が13日9時35分スタート

10/13(土) 6:03配信

スポーツ報知

 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=来年1月2、3日)の予選会(報知新聞社後援)は13日午前9時35分に東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地スタート、国営昭和記念公園ゴールの21・0975キロで行われる。前回の本戦10位以内はシード。記念大会のため関東インカレ成績枠として日大の出場が決まり、残る出場枠は11。前回14秒差でシードを逃した順大や平成の駅伝王者・駒大、10年ぶりに本戦出場を逃した明大など39校が争う。

 涙と歓喜が交差する立川決戦。記念大会で通過校が1枠増えたとはいえ、箱根優勝経験のある11校を含む39校が参戦する今回も大激戦が予想される。

 理由は2つある。ひとつは実力の拮抗(きっこう)だ。近年、戦国時代とも呼ばれる学生駅伝だが、予選会も同様だ。それでもエース・片西景(4年)や下史典(4年)ら複数の柱をそろえた駒大は安定感にたけた布陣で挑む。本戦最高が10位(11、12年)の国学院大も、箱根1区2位の浦野雄平(3年)らが順調に成長。今季は5000、1万メートルで学内記録が更新され、過去最強に近い戦力を持つ。

 1万メートル資格記録トップの塩尻和也(4年)を擁する順大や神奈川大などは、伝統校らしい調整力でピークを合わせてくるだろう。明大もエースで主将の坂口裕之(4年)を欠きながら十二分の戦力を整えた。中大、大東大は全日本大学駅伝出場を逃しているだけに、唯一の3大駅伝出場に懸ける思いは強い。

 もうひとつの理由は、延長された1・0975キロにある。今大会では20キロからハーフマラソンの距離(21・0975キロ)に変更され、戦い方も変化。予選会巧者の上武大は、この距離延長が吉と出る可能性が高い。エースのドミニク・ニャイロ(4年)を欠いて伊勢路切符を逃した山梨学院大や東京国際大は留学生ランナーの走りが浮沈の鍵を握る。国士舘大は留学生に加え力のある日本人がそろっており、本戦も見据えた戦いが期待できる。昨年個人5位のムソニ・ムイル(3年)がエントリーから外れた創価大は底力が試される。

 初出場を目指す麗沢大、第1回優勝の東京高等師範学校の流れをくむ筑波大などは、わずかに可能性を残す。自身が100%以上の力を発揮した上で、上位校にミスが続出した時にのみミラクルが起こる。

 平成最後の箱根路まで81日。スタートラインに立つか、沿道で補助役員として眺めるか。距離にしてわずか数メートルの差に、熱いドラマがある。(太田 涼)

 ◆コース 陸上自衛隊立川駐屯地をスタート、立川市街地を回り、国営昭和記念公園ゴールの21.0975キロ。終盤の公園内は起伏がある難コース。

最終更新:10/14(日) 14:49
スポーツ報知

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