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母・朝加真由美と娘・手塚真生、「母娘役」で初共演!映画『夜明けまで離さない』

10/12(金) 5:00配信

サンケイスポーツ

 女優、朝加真由美(63)と長女で女優、手塚真生(まい、28)が、27日公開の出演映画「夜明けまで離さない」(森岡利行監督)で親子初共演することが11日、分かった。歌番組の司会を一緒に務めたことはあるが、芝居では初顔合わせ。夜の世界で生きる女たちを描く物語で、劇中でも母娘役。感情をぶつけ合う修羅場を熱演した美人親子は「死ぬほどけんかもしてきたので役に立った」と迫真の演技に胸を張った。

 芸歴45年の名バイプレーヤーの母とデビュー9年の新進女優の娘が初めて演技で“対峙”する。

 親子であることを意外に知られていなかった朝加と手塚は「別に隠していたわけじゃない」と自然体。朝加の前夫で俳優、篠塚勝(60)との間に誕生した手塚は2009年に芸能界に入り、両親と同じ役者の道へ。昨年4月公開の主演映画「たゆたう」などで注目され、「夜明けまで離さない」で母娘共演を解禁した。

 一昨年と昨年に放送されたBSフジ「オールスター家族対抗歌合戦」で一緒に司会を務めたことはあるが、芝居では初。

 「夜明け-」は、主演女優、宮地真緒(34)演じるスナックのホステスが非情な運命に翻弄されながら陰のあるヒットマン(毎熊克哉、31)と恋に落ちる物語で、朝加と手塚はスナックを経営する母娘役で出演。娘をホステスにした哀しい母と、そんな親を憎みつつ、愛に飢える娘を熱演した。

 きっかけは同作のオーディションに手塚が合格したこと。監督が「母役は朝加さんに」とリアルな化学反応に期待した。

 朝加は1986年に実力派俳優の篠塚と結婚し、90年に手塚を出産。2005年ごろに離婚後は女手ひとつで2人の娘を育ててきた。ベテラン女優は娘との共演に「本当の親子だから(芝居が)おもしろくなるかな、と思って引き受けました。共演シーンで『あんたのこと、親と思ったことない!』っていう娘のせりふがあるんだけど、彼女の成長期に同じようなことを言われたかな」とほほえむ。

 劇中では金髪姿の手塚が泣きながら母に罵声を浴びせる激しいシーンも。仕事に励む母の分まで幼い頃から妹の世話に明け暮れていた手塚は、16歳の時に切ない思いが爆発して家出したこともあり、「母と取っ組み合いのけんかもしたので(笑)、今回演じている時は当時の気持ちが甦って苦しくなった。すごい挑戦だったけど、本物の親子だからできた」と笑顔。朝加も「芝居をしていて余計なことが一切よぎらなかったし、本気で感情をぶつけ合えた」と娘の成長に目を細めた。

 本番一発勝負でOKが出たという母娘の壮絶演技に泣かされそうだ。