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医学部入試 複数大学で不適切 女子と浪人生を不利に扱う 

10/12(金) 11:13配信

産経新聞

 東京医科大の不正入試問題を受け、医学部医学科のある国公私立大計81校を対象に実施している文部科学省の緊急調査で、柴山昌彦文科相は12日、複数の大学の入試で性別や浪人年数などにより合格に差異をもうけていた事例がみられると発表した。具体的な大学名などは明らかにしていないが、文科省では今後、医学部医学科のあるすべての大学に訪問調査を実施し、事実関係の確認を急ぐ方針。

 柴山文科相によると、これまでの調査で、女子の受験生の合格率が男子に比べて低い大学が多くあったことから、個別に訪問調査を進めてきたところ、複数の大学で(1)募集要項などで説明がないにもかかわらず、男女や浪人年数によって合格に差異をもうけている(2)特定の受験生を優先的に合格させている-と見受けられる事例があった。

 柴山文科相は「各大学から不適切な操作がないとの回答を得ていたにもかかわらず、このような事態に至っていることは問題」と述べるとともに、不適切な扱いをした大学が自主的に事実関係を明らかにするよう求めた。

 文科省はこれまで、緊急調査の対象である81校のうち、女子の合格率が低かった大学を中心に約30校で訪問調査を実施したが、今後は医学部医学科のあるすべての大学で訪問調査を行い、年内に最終結果をまとめる。

 また、入試の時期が迫っていることから、月内にも中間報告を発表し、各大学や受験生に注意喚起することにしている。

最終更新:10/12(金) 11:59
産経新聞