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個人保険加入者全員が払う保険料は年間21兆円以上!最近10年の生命保険の状況って?

10/12(金) 8:10配信

ファイナンシャルフィールド

生命保険会社の業績を確認するデータには、新契約の契約数や契約高、保有契約の契約数や契約高等がありますが、それらと並んで主要なデータに年換算保険料があります。

その年換算保険料の推移から生命保険業界の最近10年の業績を確認してみました。

個人年金保険(新契約)の年換算保険料は10年前のわずか3分の1

下記のグラフは、生命保険協会の統計資料「生命保険事業概況」と「生命保険の動向」から、会員41社の新契約年換算保険料合計の推移を表したものです。2008年度から2017年度まで10年間の年換算保険料を個人保険と個人年金保険に色分けして載せてあります。

年換算保険料とは、各契約の全期間の払込保険料総額を保険期間等で割って1年あたりの保険料に換算したものです。簡単に言えば、1年間に保険会社が加入者から受け取る保険料の合計で、加入者全員が1年間に払う保険料の合計とも言えます。

資料:生命保険協会「生命保険事業概況(2013~2017年度)」「生命保険の動向(2012年・2017年版)」

2008年度以降では、個人保険の年換算保険料は概ね順調に増えています。2013年度と2017年度は前年割れしていますが、2008年度の1兆5622億円から9年間で6642億円も増えています。

個人年金保険の年換算保険料は大きく減らしています。2008年度の1兆2273億円から2009年度には3272億円増えて1兆5545億円となり、個人保険を逆転しそうな勢いがありました。
しかし、2010年度に6928億円も減少して8617億円となり、さらに2016年度から2017年度にかけて4655億円減少したことで、9年前に比べて僅か3分の1の規模になってしまいました。

個人年金保険は将来受け取る年金を貯めていく商品の特性上、金利の低下は商品の魅力低下に直結します。2017年度に大きく減少しているのは、2017年4月の予定利率引き下げの影響がかなりあったような気がします。

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