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高麗人参、250億円突破! 注目の人参素材 -ターゲット層の拡大続く-

10/12(金) 12:10配信

健康産業新聞

滋養強壮や疲労回復など豊富な機能性や、漢方用途での使用実績などから抜群の認知度を得てきた人参素材。「高麗人参」の市場規模は250億円を突破した。

現在市場では、強壮や疲労回復だけでなく、アンチエイジング、血流改善を介した温活サポート、学習能力向上など幅広い提案が行われ、従来のターゲットである中高年層からの安定的な需要だけでなく、女性や若年層の需要も増加。エナジー系ドリンクをはじめとする清涼飲料水や、炊き込みご飯など一般食品での新たな採用も進んでいる。

市場には高麗人参をはじめ、田七人参、アメリカ人参など様々な人参素材が流通。製品は、粉末、錠剤、ドリンクのほか、漢方専門医が監修・開発したもの、添加剤なしの錠剤など、差別化にこだわったアイテムが登場している。

注目の人参素材「高麗人参」「田七人参」「アメリカ人参」とは

高麗人参は、主に根部分と果実・蕾部分が健康食品に用いられ、加工法により「水参」「白参」「紅参」「黒参」に分類される。「水参」は収穫後、加工していない状態のもの。「白参」は主に4~5年根の水参を原材料に、表皮を剥ぐか、そのまま乾燥させたもの。「紅参」は、一般的に6年根の水参を厳選して皮を剥がない状態で蒸したもの。「黒参」は、蒸し・乾燥工程を9回繰り返したもの。韓国では紅参が多く流通しており、日本では白参の需要の方が多いと言われてきたが、近年は紅参の採用も増加している。

各素材のエビデンスの構築も活発している。今夏には、田七人参(三七人参)エキスの男性機能向上効果で臨床試験が行われ、性行時とそれに係わる自覚症状について効果があったとして、国内学術誌でも論文が発表された。

また、ウコギ科トチバニンジン属のアメリカ人参は、サプリメントでは主に脳機能改善を訴求した打錠やハードカプセルなどが好調に推移している。また、アメリカ人参は中枢神経抑制作用が報告されているジンセノシドRb1の含有率も高いため、ストレス緩和・疲労回復などを訴求した提案も活発になっている。

最終更新:10/15(月) 9:34
健康産業新聞