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「登録車」で“ビッグチェンジ”が相次ぐワケ

10/12(金) 11:45配信

ニュースイッチ

好調「軽」に押され、付加価値高めるビッグチェンジへ

 自動車業界で登録車の改良が相次いでいる。2018年4―9月期の新車販売台数は前年同期比微増の248万2915台の微増だったが、プラス要因は「軽」の好調さに助けられたもので、登録車は同1・9%減の157万7732台で4年ぶりに減少した。各社は「機能追加」をカンフル剤に巻き返しを図る。

 スポーツ多目的車(SUV)ではマツダが中型の主力車「CX―5」を一部改良し、11月22日に発売する。国内初となる排気量2500ccの4気筒直噴ガソリンターボエンジン「スカイアクティブG2・5T」搭載モデルを追加した。

 エンジンはガソリンとディーゼルの2種類を用意した。排気量は約2000ccから約2500cc。車種の改良に加え、最上位グレードとして特別仕様車「エクスクルーシブ・モード」を追加。シート素材にナッパレザーや本杢の加飾パネルを採用して高級感を高めた。

 また、全車に急な旋回時などに車体の安定性を高める「G―ベクタリング・コントロールプラス」を初めて搭載した。ステアリング(操舵装置)とエンジンを電気的に連動させ、ハンドルの回転角度に合わせトルク制御する「G―ベクタリング・コントロール」にブレーキ制御を追加した。

 価格は最大で35万6400円値上げした257万400―388万2600円(消費税込み)。月間の販売台数は据え置き、国内で2400台を目指す。

 SUBARU(スバル)は「XV」にハイブリッドシステム「e―BOXER(ボクサー)」を搭載したグレード「アドバンス」を追加し19日に発売する。

 「e―ボクサー」は排気量2000ccの水平対向エンジンを電動モーターがアシストする。また5グレードのうち一部を除き、後退時自動ブレーキシステムを標準装備し、安全性能を高めた。価格は消費税込みで213万8400円から。月販2200台を計画する。


 三菱自動車も小型SUV「RVR」を一部改良して発売した。全車に衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報などの安全機能を標準装備した。

 10年2月に発売した3代目モデルとして8回目の一部改良となる。17年10月に発売した際には、上級グレードに同社の予防安全技術「e―Assist」を標準装備していたが、今回から全車に搭載する。後側方車両向け検知情報システムなどをメーカーオプションに設定した。

 消費税込みの価格は210万4920円から。発売済みの特別仕様車と合わせ、2019年3月末までに1250台の販売を目指す。

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最終更新:10/12(金) 11:48
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