ここから本文です

V9戦士・国松彰氏が提言 常勝巨人の再建

10/12(金) 16:04配信

スポーツ報知

 ONの脇を固める強肩巧打者として活躍、名参謀としても巨人黄金期のV9を支えた国松彰さん(84)。巨人一筋39年、球界引退後は「ナボナはお菓子のホームラン王です」のフレーズで有名な創業80周年の老舗菓子店・亀屋万年堂(東京・自由が丘)の副社長、社長を歴任、現在も会長を務める。実業家に転身するきっかけとなった夫人との出会い、健康と長寿の秘訣、巨人への思い、古巣再建への提言など、語り尽くした。(取材・佐々木 良機)

【写真】国民栄誉賞受賞の記念品「金バット」の前で笑顔を浮かべる長嶋終身名誉監督

巨人一筋39年

 背筋をピーンと伸ばし、階段の上り下りも難なく、滑舌もいい。84歳の国松さんはお元気そのものだ。

 「背中丸くしないように、いつも背筋を伸ばして、できるだけ速足で歩くように意識してますよ。よく歩きます。ジム行ったりもして。僕はタバコも吸うし、お酒も飲む。今でも。何でもするの。お酒はでも、弱くなった。缶ビール飲んでワインを軽く2杯ぐらい」

 巨人一筋39年。1988年に王監督のもとでのヘッドコーチを最後にユニホームを脱ぎ、95年に老舗菓子店・亀屋万年堂の副社長に61歳で就任。2002年に社長、77歳となった11年に会長となり、現在。実業家としてはまだ現役だ。

 今も毎日、会社には。

 「いやいや、毎日じゃない。前はそうだったけど、今は週に3、4回。この年だから、あまり老害にならないように気をつけながら、気がついたことを会議で時々言う程度。社長の時までは現場に出たりとかしていましたけどね」

 球界引退後、経営者となった国松さん。会社への功績は絶大だ。ふわっふわのソフトカステラにクリームを挟んだ洋風菓子ナボナのCMキャラクターに67年から世界の王を起用する際、仲介役を務め、商品名と社名は全国区となった。

 「だから王には足を向けて寝られない。創業者がね、女房のお父さんですけど、ナボナを出す時に思い切ってCMやろうって。目利きっていうのかな。王さんにCM出てくれないかって話になって、言ったらいいですよと。ナボナも美味しいし、お菓子のホームラン王ってフレーズもフィットして売り上げバーンと」

 10店舗ちょっとのお店が60店舗以上に拡大し、総売上高も5億円弱から50億円近くまで伸びた。ホームラン王の効果はすごかった。

1/5ページ

最終更新:10/12(金) 16:29
スポーツ報知

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合10/20(土) 12:55