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打者DeNAソト、投手G菅野が圧倒… セイバー目線で選ぶ9、10月のセ月間MVP

10/12(金) 11:24配信

Full-Count

ヤクルトがラストスパートで貯金8、2位でCS進出決める

 広島が3連覇、ヤクルト、巨人がクライマックスシリーズ進出を決め、阪神が17年ぶりの最下位となったセ・リーグ。9月、10月のチーム成績は以下の通りです。

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ヤクルト18勝10敗
OPS.697 本塁打27 防御率3.33
DeNA16勝12敗
OPS.724 本塁打39 防御率3.60
巨人9勝9敗
OPS.716 本塁打30 防御率3.18
中日10勝11敗
OPS.728 本塁打17 防御率4.94
広島13勝15敗
OPS.707 本塁打23 防御率4.16
阪神11勝20敗
OPS.719 本塁打19 防御率4.31

 ヤクルトがラストスパートをかけ8つの貯金を作り、混戦を抜け出して2位を確保し、2015年以来のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めました。

DeNAソトが14発と本塁打量産! 規定打席到達前に34発のハイペース

〇9月10月月間MVP セ・リーグ打者部門

ソト(DeNA)
OPS 1.275 wOBA 0.523 本塁打14 長打率.830 RC27 12.34(すべてリーグ1位)
打率.360 出塁率.445

 候補選手は8名ですが、NPB公式の月間MVP最有力候補でもあり、データにおいても他を圧倒したソトを推挙します。

 9月以降、本塁打を量産し、119打席、100打数14本塁打を記録。本塁打率(打数/本塁打)は7.14となり、これは先月のNPB公式パ・リーグ月間MVPの中村剛也(西武)の本塁打率7.58を上回るハイペースです。またシーズンでは459打席416打数41本塁打で本塁打率10.15となり、これは過去10年のシーズンにおいては2013年バレンティンの7.32(439打数60本塁打)に次ぐ記録となります。

 なお、ソトは9月24日の広島戦の第2打席で34号ホームランを打ちましたが、その時点ではまだ規定打席に到達していませんでした。第4打席で35号を放った時点で規定打席に到達ということになりましたが、かなりのペースで本塁打を量産してきたことがわかります。ちなみに規定打席未満で34本の本塁打を記録した打者は以下の通り。

ブライアント(1988年 近鉄 302打席)
ペタジーニ(2003年 巨人 414打席)

 これでソトは、本塁打王と長打率リーグ1位を獲得しました。来季もDeNAはラミレス監督が采配を振るいますが、シーズン終盤に配置した1番・筒香嘉智、2番・ソトという超攻撃的打順は、通年で試す価値があるかと思われます。

 そして9月以降、巨人と阪神の若き主砲が結果を残しています。

大山悠輔(阪神)
打率.348 安打46 本塁打9 四死球12 出塁率.403 
OPS1.054 wOBA0.452 長打率.652 RC27 8.79

岡本和真(巨人)
打率.304 安打24 本塁打7 四死球14 出塁率.409
OPS1.016 wOBA0.436 長打率.608 RC27 9.12

 大山は9月以降9本の本塁打を放ち、シーズンでも2桁の11本塁打となりました。低迷したチームの中でシーズン終盤4番に座り、一人気を吐いた形となりました。

 岡本はシーズンを通じて全試合出場、巨人の4番打者を93試合務め、22歳シーズンで打率.309、本塁打33本、100打点に到達。史上最年少の「3割30本100打点」を記録しました。来シーズンも両者がそれぞれのチームの主軸として活躍することを期待します。

 このコラムで追ってきた丸佳浩(広島)の出塁率ですが、9月の出塁率が.397と4割を切り、結局.468でシーズンを終え、シーズン記録更新とはなりませんでした。しかしながらこれは歴代8位の記録となります。

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最終更新:10/12(金) 12:43
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