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「次の目標は七冠制覇」=台湾出身の許家元・新碁聖

10/13(土) 13:44配信

中央社フォーカス台湾

(東京 13日 中央社)囲碁の第43期碁聖戦5番勝負で井山裕太碁聖(29)を破ってタイトルを奪取した台湾出身の許家元新碁聖(20)の就位式が12日、東京都内のホテルで行われた。許碁聖は中央社の取材に対し、初の七大タイトル獲得は「大きな自信になった」と喜び、「次の目標は井山さんのタイトルを一つずつ奪うこと」と野心をのぞかせた。また、中国勢や韓国勢の強さも意識して「中国の柯潔九段(21)と対戦し、勝ちたい」と意気込み、世界戦への意欲も示した。

碁聖戦5番勝負では、全七冠保持者で碁聖7連覇を目指していた井山碁聖に3連勝でストレート勝ちし、プロ入り5年4カ月の史上最速で碁聖を獲得した。

許碁聖は4~5歳のころ通い始めた囲碁教室で才能を見出され、小学校卒業後に日本に渡って高林拓二六段に師事。2013年にプロ入りし、15年には17歳8カ月で新人王戦を制した。日本での最初の1~2年は「言葉も通じず、寂しくてつらかったが、囲碁をやめようと思ったことは1度もなかった」と振り返った。

(楊明珠/編集:塚越西穂)