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<高校野球>大崎中央がサヨナラで初勝利 秋季東北大会

10/13(土) 19:12配信

毎日新聞

 秋季高校野球の東北大会は13日、秋田市のこまちスタジアムなどで開幕し、1、2回戦4試合があった。大崎中央(宮城)が青森山田に4-3でサヨナラ勝ちし、大会初勝利で2回戦に進出した。盛岡大付(岩手)は山形城北に8-2と快勝し、8強に進んだ。

 ◇1回戦 大崎中央4-3青森山田

 小飛球が二塁手の頭上を越えて芝生で弾む。2点差の逆転サヨナラ劇を締めくくったのは、大崎中央の主将・荒井拓馬(2年)だった。

 九回、内野ゴロと敵失で追いつき、なお1死満塁の場面。青森山田の右腕・堀田賢慎(2年)の内角高めの直球に差し込まれながらも振り抜き、右前へ運んだ。

 直前に1点を失い、2点差をつけられていたが、チームに焦りはなかったという。「ピンチはチャンスだ! ありがとう」。九回の攻撃時、荒井はチームの合言葉を口にしていた。

 今秋の宮城大会でピンチに耐えると、チャンスが生まれていたことから平石朋浩監督が考えた。粘り強さを持ち味に宮城大会3位に入り、11年ぶりの東北大会出場を果たした。

 ただ、快進撃とは裏腹には荒井自身はピンチだった。宮城大会では「結果を求め過ぎて消極的だった」と中軸を担いながら打てず。大会中に打撃の修正はできないと考え「東北大会に(安打を)ためておくから宮城大会は任せた」とチームメートにお願いと約束をしていた。

 迎えた東北大会。追い込まれた主将が考えた修正方法は積極的に振ること。サヨナラ打は2ボールから迷いなく打ちにいった結果だった。ピンチをチャンスに変えた5番打者が1964年創部以来、2回目出場で初勝利に導いた。【安田光高】

最終更新:10/14(日) 3:02
毎日新聞

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