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「経済の下方リスク」 米中貿易摩擦に警告、IMFC閉幕

10/13(土) 22:11配信

産経新聞

 【ヌサドゥア=西村利也】インドネシア・バリ島のヌサドゥアで開かれた国際通貨基金(IMF)の運営方針を決める国際通貨金融委員会(IMFC)は13日、米中の対立を念頭に「貿易の緊張が高まる中、世界経済の下方リスクが高まっている」と警告する声明を採択し閉幕した。

 声明は「自由で公正な貿易が成長の重要な原動力になる」と指摘し、貿易問題の解決を多国間で支援するよう求めた。

 また、米国の利上げによって進む新興国の通貨安については、「金融環境が引き締められ、特に新興国市場に影響を及ぼしている」と懸念を示し、安定的な相場を維持できるよう呼びかけた。

 懸案となっているIMFの増資計画と加盟国の出資比率見直しについては、「遅くとも2019年次総会までに完了する」方針を改めて明記した。

最終更新:10/13(土) 22:11
産経新聞