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観光産業の次期ターゲットは「週末トラベラー」? 米国人旅行者の動向と検索マーケティングのヒントをまとめた【外電コラム】

10/13(土) 15:01配信

トラベルボイス

非日常を求めて旅に出たい。でも休めるのはせいぜい週末2~3日ぐらいかなぁ…。そんな思いに悶々としているのは、あなただけではない。

長いバケーションを取る代わりに、週末を利用した小旅行の回数を増やして満足する旅行好きが徐々に増えているようだ。フォーカスライトの調査によれば、2014年以降、日数の多い長期間の旅行はわずかながら減少傾向にある一方で、短期の小旅行は年率17%増の勢いで増えている。

ただし期間の長短に関係なく、旅行のコストに対する意識は厳しくなっており、出費額は以前より抑えめだ。その内訳をみると、宿泊施設にかける予算を圧縮する一方、タビナカでのアクティビティは重視するという姿勢が急速に高まっている。特に学校が夏休みを迎える今の時期は、家族旅行で未知の場所を探訪し、ずっと忘れない思い出を作る絶好の季節だ。

週末派の“つわ者”たちを攻略するデジタルマーケティングの手法を考えてみよう。まず手をつけるべきは、検索対策だ。週末トラベラーたちは、旅行に関するサービス購入に至るあらゆる段階で検索を活用している。そして、全体の73%が最初に検索をかけるときに使うのは、ごく一般的な検索サービスを使って行き先や何をするかなどのアイデアを探している。つまり初期の段階、まだプランが固まっていない時期に照準をあてたサーチエンジンマーケティング戦略で旅行者層を捉えることが、かつてないほど重要になっている。

以下に、私が考える検索マーケティングの重要ポイントとアドバイスをまとめた。旅行関連各社がウィークエンド需要を取り込むのに役立てば嬉しい。

近場にフォーカスする

まず地図を用意して、自社のターゲット客層を探す。時間に制約がある旅行者の場合、デスティネーション選びで最も重要なのは距離的な近さだ。あなたがサービスを提供しているエリアへ、ドライブ旅行で簡単にアクセスできそうな顧客層のデモグラフィクス(人口統計情報)を把握しよう。

もしもあなたが空港周辺で事業をおこなっているのなら、空路でのアクセスしやすい地域の客層もターゲットに加える。過去の利用客データを参照して、どの方面からの利用客が多いかを把握することも重要だ。特に注目すべきは「ミレニアル世代」。昨年実施した調査結果によると、ミレニアル世代のファミリーは他世代と比べて、旅行する頻度が36%も高かった。

アドバイス:
検索プロセスの初期段階にあるユーザーの関心を惹くには、ブランドを前面に出すのは控え、旅行の特別割引や魅力的な価格ポイント活用するのが有効だ。Google AdWordsを使う場合は、価格表示オプション(プライスエクステンション)などを使ってアピールしよう。自社ブランドへの信頼アップには、レビュー表示オプション(レビューエクステンション)も役立つ。

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最終更新:10/13(土) 15:01
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