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水産加工場、2年半稼働せず…北九州市卸売市場

10/13(土) 15:17配信

読売新聞

 北九州市が公設地方卸売市場(北九州市小倉北区)に整備した水産加工場が、完成から2年半を経過しても長期の入居業者がなく、本格稼働できずにいる。利用を想定していた市場内の水産業者と使用料や機能面の問題で折り合わなかったためで、市は対象を市外まで広げて入居業者を募っている。

 加工場は、スーパーなど大口の小売店向けに鮮魚を加工する施設の整備を求める市場関係者らの要望を受けて整備。鉄骨平屋約460平方メートルで、5業者が入居でき、室温を10度に保てる空調設備や排水機能を備える。国の交付金約5000万円を活用し、総事業費約1億8300万円で2016年3月に完成した。

 計画では、同市場を拠点とする「北九州水産物仲卸協同組合」(9業者)の加盟業者が入居する予定だった。ところが、経営悪化で1業者が辞退。他の4業者も、市との交渉で月額使用料(9万~17万円)の引き下げを求めたが、16年8月に決裂した。17年3月に市内のウナギ業者が入居したものの5か月で撤退した。

最終更新:10/14(日) 18:52
読売新聞

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