ここから本文です

消耗戦に持ち込み、クラッチタイムに優位に立った栃木が富山との混戦を制す

10/14(日) 8:40配信

バスケット・カウント

重い展開に持ち込んだ富山が前半をリード

文=丸山素行 写真=B.LEAGUE




栃木ブレックスが富山グラウジーズをホームのブレックスアリーナに迎えた第2戦。終盤に追いつかれるも、走り合いに持ち込んで上回った栃木が85-80で勝利を収めた。

立ち上がりは持ち味のディフェンスが機能し、トランジションバスケットに持ち込んだ栃木が先行するが、第1クォーターだけで14本のフリースローを獲得するも7本の成功に留まり突き放すチャンスを逸する。その間にレオ・ライオンズの個人技を止められなくなり、逆点を許した。

第2クォーターに入ると、ジョシュア・スミスを起点にした富山が流れをつかむ。栃木はスミスにボールが入った瞬間にダブルチームに行くが、富山はパスアウトからノーマークを作って水戸健史、大塚裕土が3ポイントシュートを沈めリードを広げた。

それでも後半に入ると栃木のトランジションオフェンスが爆発する。ディフェンスのギアを上げてターンオーバーを誘発すると、すかさず速攻に持ち込む。開始1分、トランジションからアウトナンバーを作り、ライアン・ロシターの3ポイントシュートで逆転した。

その後も速い展開を貫く栃木はハーフコートバスケットにもリズムが生まれ、怒涛の攻撃を披露。オフェンスを牽引した田臥がこのクォーターだけで5得点5アシスト、フィニッシャーとなったロシターが20得点を記録し、このクォーターを34-19と圧倒した。

終盤に逆転を許すも、渡邉のクラッチシュートで幕

だが最終クォーターを迎えると、富山が粘りを見せる。スミスが栃木の執拗なダブルチームディフェンスにアジャストすると、パスアウトから優位な状況を作り出す。大塚の3ポイントシュートや阿部友和の3点プレーとなるバスケット・カウントで勢いに乗ると、スミスがオフェンスリバウンドを押し込み2点差に詰め寄ってオフィシャルタイムアウトを迎えた。

良い形を作ってもシュートがリングに嫌われて得点が伸びない栃木を富山が猛追する。残り2分20秒、ライオンズがフローターシュートを決めて、富山が土壇場で75-73と逆転に成功した。

だが、ここで栃木は崩れなかった。素早いボール回しとリングへのアタックからノーマークを作り、ロシターが3ポイントシュートを沈める。ライオンズのフリースローで再び逆転されるも、ここで田臥のアシストから渡邉裕規が値千金の3ポイントシュートを沈めてリードを奪った。

そして残り32秒、クラッチタイムで抜群の勝負強さを見せる渡邉がプルアップジャンパーを沈め、81-77としたところで勝負アリ。栃木はファウルゲームも乗り切って連勝を収めた。

1/2ページ

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ