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プロ野球 デスパ満塁V弾、タカ速攻で先勝 パCSファーストS

10/14(日) 7:55配信

産経新聞

 ■「完璧な当たり」

 「いい試合だったと思う」。試合後のソフトバンク・工藤監督の言葉には、チームへの確かな手応えがにじんだ。12安打、8得点と打線が機能し、日本ハムに快勝。第1戦を制したチームは、ファイナルステージ進出へ王手をかけた。

 一気呵成(いっきかせい)の逆転劇を演出したのは、5番デスパイネの豪快な一振りだった。1点を先制された直後の一回。4番柳田の適時打で同点に追いつき、なお無死満塁の好機で打席を迎えた主砲は集中力を研ぎ澄ませた。「完璧な当たりだった」という打球は右翼席に飛び込む勝ち越しの満塁本塁打。日本ハムの先発・上沢が序盤に投じた13球の間に5点を奪った“速攻”に、工藤監督も「初回から集中して打席に入ってくれた」と称賛した。

 今季で移籍2年目を迎えたデスパイネは膝の故障に悩まされ、後半戦では約1カ月半にわたりチームを離脱。レギュラーシーズンでは打率・238、29本塁打と不完全燃焼に終わった。「悔しさもあるけど、もう過去のこと」とデスパイネ。気持ちを一新して臨んだCSでの初戦で、主砲としての本領を発揮した。

 「選手の交代も大胆にいきたい」(工藤監督)という試合前日の言葉通り、四回途中から登板した2番手武田が2回2/3を無失点で乗り切るなど早めの継投も的中した。短期決戦のCSでは、選手起用でも「攻め」の姿勢を貫いていく。(浅野英介)

最終更新:10/14(日) 10:17
産経新聞

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