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ソフトB、デスパ満弾で速攻王手!一回5点で日本ハムにキョ~烈“キック”

10/14(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (パ・クライマックスシリーズ・ファーストステージ第1戦、ソフトバンク8-3日本ハム、ソフトバンク1勝、13日、ヤフオクD)パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)はファーストステージ(3試合制)が開幕し、レギュラーシーズン2位・ソフトバンクが3位・日本ハムに8-3で快勝。一回にアルフレド・デスパイネ外野手(32)が右越えに満塁本塁打を放つなど、自慢の攻撃陣で圧倒した。14日の第2戦で勝つか引き分ければ、5年連続のファイナルステージ進出が決まる。

 白球が近づくにつれ、鷹ファンで埋め尽くされた右翼席が興奮のるつぼと化した。CSファーストステージ初戦。その一回にデスパイネが、グランドスラムで空気を変えた。

 「当たった瞬間、完璧だった。満塁だったし、最高の気分だったよ」

 一回、日本ハムにあっさりと先制点を奪われたが、すぐに“5倍返し”だ。柳田の右前適時打で同点とした直後の無死満塁。主砲が相手先発、上沢の直球を捉え、球団では2011年の松中信彦以来、7年ぶりの満塁弾をたたき込んだ。

 一回の満塁弾は史上初。電光石火の5得点でシーズン前半に4連敗を喫した上沢を攻略した。工藤監督も「回を追うごとによくなる投手。立ち上がりに攻略するという気持ちが出た」と目尻を下げた。

 実は、助っ人は前日12日は腹痛で別メニュー調整だった。藤本打撃コーチは「下痢ちゃうか?」と苦笑いも「いい休養になったかな」と元気な姿に安心した。本人は「問題ない」と症状を隠したが、3打数2安打4打点の大活躍で全快を証明した。

 チームに所属するキューバ出身選手は5人。来日5年目の大砲が親分的な存在だ。食事会の音頭を取ることも多く、育成選手のコラスにも気をかける。小まめにテレビ電話で様子を確認し、2日前にも、宮崎でフェニックス・リーグに参加している20歳の表情を確認した。

 大事な第1戦で快勝を飾った。パ・リーグのプレーオフ、CSは過去14度のうち、12度が初戦に勝ったチームが突破している。

 「1カ月チームを離れて悔しかったけど、過去はどうしようもない。このCSにぶつけたいね」

 8月に右膝を痛めて優勝争いの大事な時期に不在だった分も大暴れ。デスパイネもチームも最高のスタートを切った。

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