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<楽天>則本、感謝の投球 ぜんそくで先発回避、2番手登板も2桁勝利達成

10/14(日) 10:23配信

河北新報

 東北楽天の則本が、新人から6季連続の2桁勝利を達成した。「皆さんに本当に感謝したい」。序盤に先取点を奪った打線、リードを守り切った投手陣ら、チーム全員に謝意を表した。

【楽天】屈辱忘れない 今季終了、3年ぶり6度目の最下位

 前回先発した6日のロッテ戦前にアレルギー性のぜんそくを発症した。平石監督代行らと相談し、最終戦の先発を回避した。

 五回から2番手で登板。時折苦しそうにせきをしながらも直球は最速155キロを計測した。2014年8月以来の救援登板で3回を無安打無四球、無得点に抑えた。

 結果的に好投した先発古川の白星を奪う形になった。賛否は当然あるだろうが、エースは批判をかき消すような圧巻の投球を見せた。指揮官は「2桁勝利の記録は今後も数年間、続く可能性がある。彼のこれまでのチームへの貢献度も含めて判断した」と説明。「本来なら自分が投げて黒白を付けたかったはず」と則本の思いを代弁した。

 則本は「(好投しても白星が付かず)モチベーションを維持するのが難しい中、素晴らしい投球だった」と古川をたたえた。自身の今季を総括し言葉を選ぶように語った。「自分も負け越して、チームも最下位。プロ生活で一番残念なシーズンだった。この悔しさを忘れないようにしたい」。チームの大黒柱は来季の巻き返しを誓った。(狭間優作)

最終更新:10/14(日) 17:52
河北新報