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<東山動植物園>ゴリラ首位奪還なるか 人気投票

10/14(日) 7:30配信

毎日新聞

 東山動植物園(名古屋市千種区)で、来園者による「人気動物ベスト10」の投票が行われている。前回2016年はイケメンとして人気の「シャバーニ」効果でゴリラが3位に躍進し、2強のゾウ、コアラに肉薄した。今回はゴリラが46年ぶりに首位を奪還するのか、それとも--。

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 投票は1968年に始まり、おおむね2年に1回実施され、今年は23回目。東山動植物園では現在、約500種類の動物が飼育され国内最多とされる。

 過去22回の投票で首位13回と圧倒的な人気を誇ってきたのがコアラ。84年にオーストラリアから初来園し、他の2動物園とともに国内初の展示となった。以降、86年から12連覇(同票数含む)を達成した。

 ゾウは毎回、3位以内に入ってきた。37年の開園当初から親しまれ、2頭のインドゾウが第二次大戦を生き抜いて戦後の子どもたちに夢を与えた歴史もある。10年にコアラの連覇を止め、13年にアジアゾウ「さくら」が誕生すると、直近2回(14、16年)を制した。首位7回(同票数、インドゾウ含む)はコアラに次ぐ。

 そんな「別格の2強」(東山動植物園)に前回、一気に迫ったのがゴリラ。かつては太鼓をたたくなど世界的にも珍しいショーが好評を博し、第1、2回で2連覇した。その後低迷したが、15年にツイッターなどで「シャバーニ人気」に火がつくと、16年は3位に浮上した。トップ3入りは79年の第4回以来で1位(3520票)と131票差だった。

 ゴリラは今年9月、野生に近い環境が特徴の「アフリカの森エリア」に引っ越し、連日多くの人が訪れる。東山動植物園の石川恭之(たかゆき)さん(35)は「ゾウ、コアラの牙城を崩す可能性は十分ある」。他にも、双子の赤ちゃんが昨年生まれたチンパンジー、「アー!」という鳴き声が「おっさんみたい」と話題のフクロテナガザルも虎視眈々(たんたん)と上位をうかがう。フクロテナガザル「ケイジ」は昨年、開園80周年記念で初めて行われた個体別投票で2位に入った。

 投票は28日まで、園内3カ所で受け付けている。「シャバーニ」など個体名の投票は、園の判断で種類名に分類される。結果は11月中旬ごろに発表される予定。【三上剛輝】

 ◇歴代1位

1968年 ゴリラ

 72年 ゴリラ

 76年 ゾウ

 79年 インドゾウ

 81年 ペンギン

 83年 ゾウ

 86年 

 ~ コアラ

2004年 

 06年 コアラ、ゾウ

 08年 コアラ

 10年 ゾウ

 12年 コアラ

 14年 ゾウ

 16年 ゾウ

 18年 ?

※86~04年は、2年に1度開催。06年は同票数

最終更新:10/14(日) 9:10
毎日新聞