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稲森、3差抜け出しツアー初V射程!連日の池ポチャも動じず/国内男子

10/14(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 日本オープン選手権第3日(13日、神奈川・横浜CC=7195ヤード、パー71)男子ゴルフの日本一を決める大会。首位に1打差の2位から出た稲森佑貴(24)=フリー=が6バーディー、2ボギーの67とスコアを伸ばし、通算11アンダーで単独首位に立った。プロ8年目の期待の若手が、日本タイトルでのツアー初優勝を目指す。65をマークした竹安俊也(26)=COZY=が通算8アンダーの2位に浮上した。

 連日の池ポチャも苦にしない。稲森がただ一人、3日間とも60台の安定感で首位に浮上した。

 「またきょうもやらかした。ピンチといえばピンチですけど、そこまで焦らなかった」

 13番(パー4)で、フェアウエーからの第2打をグリーン右の池へ入れてボギーとした。前日も同じ13番で池に落としてダブルボギー。2日連続のトラブルも、冷静だった。続く14番(パー5)で、残り220ヤードを4UTで2オン。6メートルのイーグルパットはカップに蹴られたが、楽々バーディーを奪って立て直した。

 ツアー優勝こそないものの、上位争いの常連。今季国内出場14戦で予選落ちは1度、20位以下に沈んだのも2度だけ。何と言っても持ち味は、2015年から3年連続で全体1位に輝くフェアウエーキープ率だ。16年には同部門の歴代1位の71・66%を記録し、今季は75・05%と2位に約7ポイントもの差をつけて自身の記録更新が確実視される。

 この日も86・67%で全体トップ。“日本一曲げない男”が、国内メジャーの大舞台でも本領を発揮している。

 5月の国内メジャー初戦「日本プロ選手権」では、最終18番で5メートルのバーディーパットをショートして3位。決めていればプレーオフ進出だった。「悔しさしかなかった」。その後、チャンスでは強めに打つことを徹底。3日間の平均パット数は全体9位とパッティングも安定している。

 「日本オープン」でツアー初優勝を遂げれば、09年の小田龍一以来史上8人目。「みんなも伸ばしてくる。負けられない」。最終日も曲げないプレーで初の頂点へ上り詰める。