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国体、目標20位届かず質問続出 滋賀県会、順位争いに疑問も

10/14(日) 10:46配信

京都新聞

 福井県で9日まで開催された国民体育大会で、滋賀県は男女総合で31位になった。2024年の滋賀国体での総合優勝を目指す中、目標の20位台には届かず、10日の県議会委員会では今後の強化策などを巡り意見が相次いだ。県は団体種目での不振などが要因と分析する一方、県議からは総合順位にこだわる県の姿勢に異論も出た。
 福井国体では、ホッケーと弓道のほか、陸上、レスリング、カヌーの6競技・種目で優勝するなど県勢が活躍。8位以上の入賞は前回の47種目から61種目に増え、総合順位も39位から浮上した。
 ただ、県は6年後の滋賀国体に向けて、今大会の目標総合得点を900点に設定。結果は854・5点で総合順位とともに目標に届かなかった。
 10日のスポーツ振興対策特別委で、県は目標に届かなかった要因を、個人種目より得点が高い団体種目での入賞が少なかったことや、期待種目で敗退した影響などがあったと分析。「団体種目の強化とともに、少年種別が安定して結果を出せるように支援していきたい」(スポーツ局)とした。
 県議からは、3年ぶりに開催地として総合優勝した福井県と比較し、「福井は相当早い時期から選手や指導者を獲得していた」として県の取り組みを確認する質問や、競技環境の充実を求める意見が相次いだ。
 一方、別の県議は「成績を上げるために、選手を集めて強化するやり方は育成とは言えない。県民の健康と体力向上を主眼に考えてほしい」と、都道府県間で順位を競い合う在り方に疑問を呈した。県は県内企業に実業団チームの設置を働きかけるなどし、競技力向上を進めるとしている。

最終更新:10/14(日) 10:46
京都新聞

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