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<トライアスロン>男子は北條巧がV 女子は高橋が初制覇

10/14(日) 14:41配信

毎日新聞

 トライアスロンの日本選手権は14日、東京・お台場海浜公園周辺特設コース(51.5キロ=スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)で行われ、男子は北條巧(日体大)が1時間46分37秒で初優勝した。2位は古谷純平(三井住友海上)、3位は細田雄一(博慈会)だった。

 女子はジャカルタ・アジア大会金メダルの高橋侑子(富士通)が1時間59分50秒で初制覇。2位はリオデジャネイロ五輪代表の佐藤優香(トーシンパートナーズ・NTT東日本・NTT西日本・チームケンズ)、3位は岸本新菜(福井県スポーツ協会)だった。

 ◇「新・お台場男」北條、4年目の栄冠

 男子トライアスロン界に世代交代の風を呼び込む快勝だった。初優勝した22歳の北條は大学から競技を始めた新星。わずか4年でつかみ取った栄冠に「日本一になったのに、世界で通用する選手にならないと恥。世界を見据えて戦っていきたい」と気を引き締めた。

 2種目めのバイクを終え、ランのスタートダッシュが勝利への近道だと考えていた。バイク終了時は集団だったが、手早く靴を履き替え単独トップで再発進。力強い走りで後続を寄せ付けなかった。

 高校まではバタフライの選手。競泳に限界を感じていた高校3年の春、たまたま出場したトライアスロンの記録会で好記録を出し、日体大から誘われた。今年は「毎日が合宿」という猛練習でスタミナを磨いた。

 日本選手権は昨年引退した田山寛豪(ひろかつ)さんが11回制し、「お台場男」の異名を取った。「新・お台場男になる」と宣言していた北條は「有言実行できてよかった」と相好を崩した。【芳賀竜也】

 ◇高橋は2冠

 ○…女子を制した27歳の高橋は「本当に今年こそという気持ちで臨んだ。ここで満足しないが、いいステップになった」。2012年に初めて表彰台に立って以来、やっと上り詰めた頂に胸をなで下ろした。勝負の分かれ目はラン。最初の2周は先頭集団で様子をうかがい、周囲の苦しそうな表情に「私はまだまだ行ける」と一気に抜け出した。今年はアジア大会と日本選手権で2冠。「気持ちが強くなった」と自賛した。

最終更新:10/14(日) 21:14
毎日新聞