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【田淵幸一氏視点】デスパ満弾呼んだ 村松三塁コーチの冷静さ

10/14(日) 9:24配信

スポニチアネックス

 ◇パ・リーグCSファーストS第1戦 ソフトバンク8―3日本ハム(2018年10月13日 ヤフオクD)

 3回で7―1。大味な展開となった中で、ソフトバンク・村松外野守備走塁コーチの冷静な判断が光った。

 初回無死満塁で柳田が同点の右前打。ここで三塁コーチャーの村松コーチは、二塁走者の明石を三塁でストップさせた。4番が初球を打っての適時打。明石は足もあり、イケイケで腕を回したくなる場面だ。無理をさせなかったのは、続くデスパイネが好調との判断が瞬時に働いたから。8日のシーズン最終戦で2本塁打で、上沢からも今季2発。二塁走者がアウトになった場合の1死一、二塁と無死満塁では、相手に与えるプレッシャーは段違いだ。

 そんな上沢にソフトバンクは今季4敗。制球に苦しむ相手に対し、狙い球を絞って序盤で攻略した。コントロールが定まらない変化球を捨て、直球を積極果敢に打った。

 第2戦では、日本ハムにもこの姿勢が必要だろう。先発・千賀は決め球フォークがあり、追い込まれる前に好球必打でいくべき。この日の8回、代打・清宮は3―0から甘い直球を見送ったが「四球でいい」との考えは捨てて打ちにいっても良かった。積極性が逆襲への鍵だ。(スポニチ本紙評論家)

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