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釈放のブランソン牧師が帰国 米政権に謝意 トランプ氏、トルコと「長く厳しい交渉」

10/14(日) 15:04配信

産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トルコで2016年7月に起きたクーデター未遂事件に関与したとしてテロ関連の罪に問われ、12日に裁判所の決定で釈放された米国人のブランソン牧師は13日、トルコから米首都ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地に帰国した。牧師はホワイトハウスでトランプ大統領と面会し、「政権に感謝したい。私たちのため本当に戦ってくれた」と語った。

 面会には牧師の家族やポンペオ国務長官、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、釈放を働きかけた上院議員らが同席。トランプ氏は逮捕後、約2年間拘束され、自宅軟禁に移されていた牧師の釈放まで「長く厳しい交渉だった。身代金は支払っていない」と振り返り、制裁解除と引き換えではないことを改めて強調した。

 牧師の拘束・自宅軟禁で米トルコ関係は悪化していた。トランプ氏は「過去数カ月間、とげとげしい関係が続いていたが、責任は問わない。(釈放は)トルコとの素晴らしい関係に向けた極めて大きな一歩だ」と述べ、トルコのエルドアン政権に対する謝意を重ねて表明した。

 トランプ氏は政権発足後に外国での拘束から解放した米国人が19人になったと強調するとともに、北朝鮮による牧師ら3人の解放が米朝対話につながったとの認識を示した。13日夜、ケンタッキー州で開かれた中間選挙に向けた応援演説でもブランソン牧師の釈放をアピールしていた。

最終更新:10/14(日) 15:04
産経新聞

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