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野良猫を家に迎えた トイレは成功!でも夜泣きは続いた

10/14(日) 12:00配信

sippo

 近所で野良猫を保護し、家に迎えた。猫は用意したシステムトイレで用をたせず、プランターの土にした。そして、夜になると、とりつかれるように鳴き続けた。

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    ◇    ◇

 「ぽんた」がプランターでのトイレに成功した翌日、ツレアイと私は近所のスーパー内にあるペット用品売り場にでかけた。

 システムトイレは諦め、スタンダードなたらい型のトイレ容器に使用することに決めたが、プランターの土を使い続けるわけにもいかない。尿を吸収して固めるタイプの猫砂が必要だった。

 インターネットで検索したところ、自然の砂に近い鉱物系の猫砂が「猫に好まれやすい」とあった。それにするつもりだったが、「不燃ゴミとしてしか処分ができないのは不便」とツレアイに却下された。物色した結果、「自然の中に存在するものに近く、ぽんたが気に入りそう」という理由から、ヒノキの木くずで作られた猫砂を選んだ。消臭効果が高く、可燃ゴミとして出せるのはもちろん、トイレに流せることも魅力だった。

 しかし、いきなり「この猫砂の上でオシッコをしなさい」と言ってもするとは思えない。そこで、まずプランターから土を一部取り出し、代わりにヒノキの猫砂を入れて様子をうかがった。ぽんたが排尿するのを見届けて、次に、この猫砂が混じったプランターの土と、まっさらな猫砂を合わせ、すのこを外したシステムトイレの本体に入れた。容器は変わっても、中身に自分の臭いがついているためか、ぽんたは問題なくトイレとして認識した。

 こうして徐々に猫砂の分量を増やしていったところ、3日後には、すべて猫砂となったトイレでぽんたは「大」と「小」を披露し、砂をかいて満足そうに容器から降りた。私たちは大喜びで「ぽんた、えらい、えらい」とほめちぎった。そして翌日、ぽんたの体形に合った、大きいサイズのトイレ容器を新調したのだった。

 しかし、夜鳴きはおさまらなかった。近所迷惑ではないかと不安になった私は、マンションの隣とすぐ上の階のお宅をたずね、猫を飼い始めたことを話し、数日たてば家に慣れて落ち着くと思う、と謝った。両家とも「鳴き声はまったく聞こえませんよ」と言ってくれたが、気が気ではなかった。

 猫が夜鳴きをする原因はさまざまらしい。なじんだ環境から急に知らない場所に連れて来られた場合、寂しさや不安を感じて鳴くこともあるそうだ。

 だとしたら、その寂しさや不安が消えるまで、待つしかない。

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最終更新:10/14(日) 12:00
sippo