ここから本文です

“企業の運動会”に注目、大手企業を中心に実施が増加傾向 そのワケとは

10/14(日) 8:10配信

中京テレビNEWS

中京テレビ 「キャッチ!」 10月10日放送より

 ホームパーティーに同窓会、いろんなイベントの企画や運営をする会社はよく知られていますが、最近は運動会を運営する「運動会屋さん」という仕事があるといいます。

 取材班は、岐阜県高山市に工場がある、大手製薬会社「武田テバファーマ」へ向かいました。運動会といえば子どもたちの行事と思いきや、運動会で必死になっているのは、大人たちです。

 この企業は毎年、従業員向けにさまざまなイベントを行ってきたそうですが、今年は初めて、従業員やその家族を呼んで運動会を開くことを決めたといいます。

「従業員とみんながコミュニケーションを通じて何かできることはないか。行きついたのが、運動会だった」(武田テバファーマ運動会実行委員 ユルマズよしえさん)

 今回、運動会に参加したのは、従業員やその家族約800人。午前10時から午後3時まで、8つの競技が行われました。

 ただ、その競技というのがとても特徴的です。

 何やら作業着に急いで、袖を通す参加者たち。さらに、タスキを渡された人は、何やらネジを締め直します。

 実はこれ製薬会社の工場で、普段行っている作業を競技の中に取り入れ、どれだけ早くできるか競っているのです。

 他にも、自分たちの会社にちなんだクイズを参加者全員で答え、正解者の数を競うなど、頭脳勝負の競技も行われました。

「みんなニコニコしていていいね」
「こういう会社のイベントで一緒になることがないので、楽しいですね」(参加者)

 実は、この運動会を仕掛けたのは神奈川県にあるイベント会社「運動会屋」。字のごとく、運動会のプロ集団です。

 最近、会社の運動会を実施する企業が、大手を中心に増えていて、この運動会屋には年間230件ほどの依頼があるといいます。

 そこには企業が抱える、ある問題があるといいます。

「今、IT企業などで機密的な仕事が多い。そうすると仕事の相談が人にできなくなる。なのでコミュニケーションが難しくなっている。そういうのを運動会で風通しをよくして、会社を躍進できるきっかけになればと」(運動会屋 米司隆明 社長)

1/2ページ

Yahoo!ニュースからのお知らせ