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日本酒に“ストロング”の時代到来 大手各社が商品展開、今シーズン結果次第で追随メーカーも

2018/10/14(日) 16:20配信

食品産業新聞社ニュースWEB

缶チューハイやビール類ではストロング系の存在感が高まっており、コンビニエンスストアのRTD(チューハイ・サワーなどの低アルコール飲料)の棚の半分を占める売場も見られる。炭酸飲料やスナック菓子でもストロングと銘打つ商品が登場しており、もはや1つのトレンドだ。清酒においても今年に入って、6月に先行して小西酒造がストロング清酒を発売し、秋冬の新商品では他メーカーもスタンスはそれぞれ異なるが、ストロングに分類される商品を一斉投入したことで、清酒業界においてもストロング時代が到来することとなった。

〈パイオニアは月桂冠〉

ストロング清酒のパイオニアは月桂冠(京都市伏見区)だ。2012年3月に「上撰エコカップストロング」(アルコール度数17度)と「純米エコカップストロング」(16度)を発売。また、同年9月に2Lの容量で「辛口ストロングパック」(17度)を発売している。辛口パックは価格勝負となるため、その後は終売するに至った。「経験からいくとうまくいかないのでは。売れる地域が決まる。そこだけだと成り立たない」(同社)と指摘。酒飲みの県として有名な新潟のみで顕著に売れたという。

現在のストロング清酒の流れをつくったのは、17年3月に小山本家酒造(さいたま市西区)が発売した「界」(17度)との見方もある。灘・伏見の大手メーカーからも、「数量はそこまでではないが、入っているところは伸びている」「『界』は売れている」と注目を集めている。

小山本家酒造は、「好調で目標は達成している。味わいが評価されており、リピーターを獲得できている。売場担当者やバイヤーからも好評だ。これまでこういった商品がなかったのも要因」と手ごたえを語る。

今年6月には、小西酒造(兵庫県伊丹市)がアルコール度数16度で「白雪 淡麗辛口 ストロング1.8Lパック詰」と「白雪 淡麗辛口 ストロング180mlカップ詰」を発売した。淡麗辛口にこだわり、飲み応えがありながらキレのあるドライを目指した。「他社に先駆けてトライし、それなりの結果だったので、秋から本格展開を始める」(同社)。

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