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“2つの日常”を手に入れる「二地域居住」のメリットとは?

10/14(日) 7:02配信

TOKYO FM+

中西哲生がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。今回の放送「追跡」のコーナーでは、9月17日(月)に開催された「宅建協会presentsクロノス住宅セミナーvol.7」の内容をお届けしました。ゲストにタレントの麻木久仁子さん、講師に建築ライターでNPO法人南房総リパブリック代表の馬場未織さんを迎え、福岡会場で実施された「二地域居住のススメ~週末だけ移住してみませんか~」のテーマで話を伺いました。

近年、増加傾向にある「二地域居住」という暮らし方。都会と農山漁村の2ヵ所に居住し、多様なライフスタイルを実現できるのが魅力のようです。

ゲストの馬場未織さんは東京に住まいを持ちつつ、千葉県南房総に築100年の古民家と里山を購入。ご家族と一緒に週末限定の“里山暮らし”を12年間続けているそうです。イベントでは、自然に囲まれたのどかな里山での暮らしぶりを写真と共に紹介。自然を満喫するお子さんたちの写真からは、リラックスした雰囲気が伝わってきます。
馬場さんいわく、二地域居住にはメリットとデメリットがあるそうで、「週末は“草刈り機と共に生きる”ライフスタイル」とのこと。毎日メンテナンスができない分、多少の手間がかかると話します。また、二地域居住を始めた当初は、このライフスタイルが周囲から理解されず、集落に溶け込むのが難しかったとのこと。しかし、個人的に仲良くなった人伝いで“馬場さんは悪い人じゃない”という認識が少しずつ広がり、集落の一員として受け入れてもらえるようになったと振り返ります。今では「“ただいま”を言える場所が2つになったことがうれしい」と言い、「拠点が増え、違う選択肢があると思うと心が安定して楽になる。それがとてもありがたい」と話していました。

そんな馬場さんの話を聞いた麻木さんは、「違う場所で日常を過ごす“二地域居住”は、非日常を求める“別荘暮らし”とは別物ですね。日常2本立て!」とコメント。続けて、「2つの日常を行き来する二地域居住は、日常のなかに両方の良い変化を組み込める」と言います。「新しいものに触れるチャンスが増えるので、歳を重ねるなかでイキイキ暮らすのに最適かも!」と話していました。

東京と里山での二地域居住を楽しむ馬場さんですが、お子さんが大きくなった後は里山の家を保有し続けることにこだわりはないとのこと。「同じように“里山暮らしをしたい”という人がいれば、譲るという方法もある。それが“空き家問題解消”にもつながる」と語りました。

また、今回のセミナー主催者である公益社団法人 全国宅地建物取引業協会・連合会の千振和雄さんも登壇。「これからは多様な生き方に応じた住まい方を考えることが必要」だと言います。続けて、「一生1つの場所に住み続けるのか、いろんなところに住む楽しみを味わうか、田舎か都会か、二地域居住か……いろんな選択があります。自分のライフスタイルを改めて見つめ直して考えるのが家選びのポイントだと感じます」と話していました。

(TOKYO FM「クロノス」より)

最終更新:10/14(日) 7:02
TOKYO FM+

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