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年収低い方が家事育児を担うのは当然か「俺ぐらい稼ぐなら喜んで仕事減らすよ」と妻に言い放つ夫

10/14(日) 8:13配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

現在、日本の夫婦の6割(夫婦共に無職を除く)は共働き世帯で、その数は右肩上がり。仕事を続ける女性が増えるに連れ、責任ある仕事や管理職を任されるケースも当然、生じてくる。

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そこで聞こえてくるのが「私の仕事が忙しくなると夫が不満そうで、夫婦の衝突が増える」という妻の声だ。

仕事と家事や育児をめぐる夫との調整で、妻側が神経をすり減らす話は珍しくない。一方、夫が忙しいのはまるで当然のよう。妻が仕事をがんばると、なぜ夫は不機嫌になるのか?

「家事育児に支障が出ない範囲で」

寝室でパソコンに向かう樹里(じゅり)さん(仮名、34)は、背中でドアが激しくバタン!と閉まる音を聞いて首をすくめた。

フリーランスのマーケッターとして働く樹里さんは、会社員の夫が帰宅後の夜に自宅で仕事をすることは、できるだけ避けている。パソコンのキーボードを打つ音がうるさくて眠れないと夫が言うからだ。

ただ、フリーで仕事を続ける身には、時に徹夜覚悟で仕事を片付けなくてはならない日もある。

「その時は夫に子ども部屋で寝てもらうのですが、夫の不機嫌はマックスです」

保育園に通う6歳と2歳の子どもを共働きで育てる樹里さんの悩みは「私の仕事が忙しくなると、夫がどんどん不機嫌になること」だ。夫は外資系企業で働く同い年だが、基本的には「妻が仕事をするのはオッケー。でも、家事育児に支障がでない範囲で」というスタンスだ。

妻の忙しさの“しわ寄せ”に不満の夫

樹里さんは「仕事が好きで、ありがたいことに依頼も多い」。それでも午後6時には仕事に区切りをつけ、保育園の迎えやその後の子どもの世話を、中心になって引き受けている。

夫に子どもたちの迎えを頼むのは月に2~3回程度だが、それでも「私の仕事が忙しいために、しわ寄せが自分に来ていると夫は感じるようです。お前が忙しいから思う存分、仕事ができないと言われます」。

地方への出張が入る時は必ず、実母に来てもらうようにして、夫の負担を減らしている。しかし「自分の親に子どもを任せっきりにしている」と、夫の目には映るようだ。夫は「母親が子どものケアをすべき」という考えが根強い。

メディアの取材を受けたり仕事先も広がったり、樹里さんも多忙な日々だが、「夫には仕事の話は一切、しません」という。

「夫に話しても、基本は無言です。とくに自分の仕事が行き詰まっている時は、プライドがあるみたいで。結婚前は仕事も応援してくれると思ったのですが」

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最終更新:10/14(日) 14:02
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