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日本で新車のネット販売は可能か ユーザーにとってメリット・デメリットは?

10/14(日) 10:30配信

くるまのニュース

完全にネットだけで購入できるのはテスラのみ

 2018年9月28日に、BMWのEV「i3」がテレビ通販で販売されるという発表がありました。輸入車メーカーでは初の試みとなります。BMWでは新たな販売手法を積極的に取り入れていくという考えで、テレビ通販を行なうと判断したようです。

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 日本で新車を買おうと思ったらディーラーに行って見積もりをもらい、何度かの交渉を経て契約というのが一般的な流れです。一方、海外においては新車をネットで購入するというのが浸透している国もあります。では、日本で新車をネット販売するケースはあるのでしょうか。

 この場合のネット販売とは販売店ではなくメーカーによる直接販売のこと指します。現在、クルマのネット販売を行なっているメーカーはテスラがあり、購入の方法は普通のオンラインショッピングと同じくらい簡単といいます。ほかのメーカーでは前出のBMWが一部車種のみですが、ネット通販大手の『Amazon』で買うことができます。

 テスラの場合は自社のホームページで購入すると、サービスセンターで納車か、自宅や勤務先に届けてくれます。BMWの場合は『Amazon』で頭金という名目で車両価格の一部を決済するのみ。購入後はユーザーが指定するディーラーで残金の支払い方法を決め、契約が成立すれば一般的な購入と同様にディーラーまたは自宅などでの納車となります。

 テスラはネットだけで購入手続きが完了しますが、BMWは最終的にディーラーを経由しなければならず、ここに大きな違いがあります。

 これまで国産メーカーでは新車のネット販売実績はないのでしょうか。2018年6月にトヨタが『楽天市場』に公認ECサイトとして『TOYOTA楽天市場店』を開設しました。しかし「カローラスポーツ」に限定したカタログ請求の取り扱いのみで、クルマの販売は行なっているわけではありません。

 ネット通販では三菱のEV「アイ・ミーブ」「ミニキャブ・ミーブ」が『ジャパネットたかた』で販売されましたが、あくまでも紹介という形で、購入希望者がコールセンターに問い合わせると、ディーラーから連絡が来るというもので、実際の購入手続きはディーラーで行なわなければなりませんでした。

 ほかにも先代「シビック タイプR」は、ホンダのホームページのみで購入の申し込みを行ない、抽選で商談の権利が与えられるというもので、実際の購入はディ―ラーに行かなければならず、このケースもネット販売ではありません。

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最終更新:10/14(日) 10:30
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