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J2福岡8戦ぶり完封勝利 6戦ぶり先発松田V弾守備も貢献

10/14(日) 11:50配信

西日本スポーツ

 ◆明治安田生命J2:第37節 山口0-1福岡(13日・みらスタ)

 J2アビスパ福岡がアウェーで真骨頂を見せつけた。山口を1-0で下し、8試合ぶりの完封勝利。6試合ぶりに先発に復帰したFW松田力(27)の前半10分の先制点を守り抜いた。暫定3位に浮上する貴重な勝ち点3。堅守復活で逆転昇格への弾みとなる白星だ。

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■右脚痛から復帰

 耐えて勝つ。井原アビスパの真骨頂を久々に発揮した。後半はシュートを1本しか打てなかったが、自陣で守備を固めて6試合ぶりの無失点。「集中力のある守備を90分間できた。長いシーズン、こういう試合で勝ち点を積み重ねるのが大事」と井原正巳監督は1勝の重みをかみしめた。

 前半8分に石津がPKを失敗。嫌な流れを振り払ったのが、右太もも裏痛から復帰し、6試合ぶりに先発出場した松田だった。「(石津)大ちゃんが落ち込んでいたので、何とかしたかった」。同10分のカウンターで石津からパスを受け、右足で今季6ゴール目となる先制点を決めた。

 「博多の男なら気持ちを見せろ」のチャント(応援歌)で有名なアビスパで誰よりも気持ちを込めてプレーする。スタメンから外れた5試合でチームは8失点。「自分だったらクリアできるのに、もったいない。もう、けがはできない」と、もどかしい思いで試合を見ていた。井原監督から「山口のサイド攻撃を抑えつつ、攻撃になると飛び出せる」と守備と運動量を買われてのスタメン復帰。守備でも集中力を研ぎ澄ませていた。

■残り5戦で逆転

 後半40分すぎには相手MFとの1対1でクロスボールを上げさせない好守で、マイボールにする好プレー。直前に相手選手に左足を踏まれたばかりだったが「1-0だと、思わぬ展開から同点にされるかもしれない。痛かったけど気合を入れた」と執念で守りきった。

 14日に試合がある首位大分や2位松本と勝ち点2差に接近。何より就任4年目の井原監督が徹底させている、球際での強さや切り替えの速さを貫けたのは大きい。「目標のJ2優勝へ、残り5戦に(可能性が)つながった」と井原監督。逆転昇格へ、全勝で上位陣にプレッシャーをかけ続ける。

西日本スポーツ

最終更新:10/14(日) 11:50
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