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歴史再び...老舗割烹「一平」再開へ 1日1組限定こだわり料理

10/14(日) 11:24配信

福島民友新聞

 「皆さんに店を育てていただいた。恩返しをしたい」。いわき市小名浜の老舗割烹(かっぽう)料理店「割烹一平」は、メインの店舗を同市湘南台に移し、20日から予約を受け付け、営業を再開する。1日1組限定(最大8人)の少人数制で、素材を生かした料理を提供する。同店は4月から一時休業しており、なじみの客からは再開を喜ぶ声も。女将(おかみ)の長谷川雅子さん(81)は「前向きに続けていきたい」と以前と変わらぬ笑顔を見せる。
 1937(昭和12)年創業の同店は、生きのいい魚介類を提供し、いわきを代表する店として成長。各界の著名人らも利用するほど有名になった。東日本大震災以前は客足が絶えることなく、最盛期は2週間で4000人が一平の味を楽しんだ。
 しかし、震災と東京電力福島第1原発事故の影響で、生きのいいウニなどを提供できなくなった。さらに2016(平成28)年、長谷川隆社長(76)が大病を患うなどしたため、今年4月に休業を決意した。

最終更新:10/14(日) 11:24
福島民友新聞