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中学生が展示遺跡解説、持論も披露 岐阜市歴博特別展

10/14(日) 8:06配信

岐阜新聞Web

 岐阜市大宮町の市歴史博物館で開かれている、近年全国的に注目された最新の発掘調査の成果を紹介する特別展「発掘された日本列島2018」(31日まで)で、市内の中学生による展示品の解説が13日始まった。自身の視点を交えながら展示品の見どころを来場者に熱心に伝えている。解説は28日までの土・日曜に実施する。   

 同展は、同博物館、文化庁、岐阜新聞社、岐阜放送、全国新聞社事業協議会主催。全国で行われる発掘調査の中から24遺跡と、県内14遺跡の調査結果として、旧石器から明治・大正時代までの出土品約750点を展示。

 解説は、中学生ならではの視点で紹介しつつ、来場者と交流し、新たな気付きを得てもらおうと企画した。同博物館で中学生が解説するのは初めて。

 岐阜市内の中学校3校の1~3年生計25人が参加。この日は長良中の2年生11人が、自身が興味を持った展示品の特徴や見どころなどを身ぶりを交えながら来場者に説明。

 同中の男子生徒(14)は、群馬県の金井東裏遺跡で、国内で初めてよろいを着たままの状態で発見された古墳時代の人骨のレプリカを紹介。人骨は噴火の火砕流の下から見つかり、火山に向かって亡くなる直前まで祈りをささげていたのではと自らの見方も披露した。

 男子生徒は「最初は不安だったが、解説にお客さんがうなずいてくれて自信になった」と話していた。

岐阜新聞社

最終更新:10/14(日) 8:06
岐阜新聞Web