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西武・山川、独走キング V貢献「うれしい」 努力で素質磨き飛躍

10/14(日) 7:30配信

沖縄タイムス

 沖縄県勢初のホームラン王だ―。プロ野球西武の山川穂高(26)=中部商高―富士大出=が今季47本を放ち、パ・リーグ本塁打王に輝いた。2位の柳田悠岐(ソフトバンク)に11本差をつけるぶっちぎりの快挙。プロ5年目でつかんだスラッガー最高峰のタイトルに、関係者は祝福の声を上げた。

 山川は2013年のドラフト2位で西武に入団。昨季は8月から先発メンバーに入り、23本塁打を放った。今季は開幕から4番の座に座り、本塁打を量産。16勝を挙げ、最多勝を獲得した多和田真三郎(中部商高―富士大出)と共にチームを優勝に導いた。

 中部商の監督だった盛根一美さん(66)は、高校時代の山川について「くそが付くぐらいまじめ。野球に関しては本当に一生懸命だった」と振り返る。長距離打者としての天性の素質に加え、努力する姿勢がさらに才能を伸ばした。県勢初の本塁打王誕生に「穂高みたいなホームラン打者はつくれるものではない。あり得ないこと」と称賛。「1年限りではなく、継続していければ。子どもたちから目標とされるプレーヤーになってほしい」と願った。

 高野連の岩崎勝久会長(58)は、中部商教頭として山川の高校時代を見守った。パワーがあり、3年夏の県大会で本塁打を3本放ったことを今でもよく覚えているという。「1軍で活躍するだけでもすごいのに、個人タイトルなんて涙が出るほどうれしいね」と感無量の様子。「県勢の活躍は高校球児の力になる。これからの活躍が楽しみだ」と期待を寄せた。

 オリックス時代の1990年にパ打点王を獲得した石嶺和彦さん(57)は、県出身者が久々に打撃で個人タイトルを獲得したことを喜んだ。「40本というのは、限られた選手しか打てない。本当におめでとうと言いたい」と祝福。「どんな投手に対してもきちんと対応し、振り切る力がある」と評価し、「今のスタイルを貫いてほしい」とエールを送った。

 ドラフト7位で98年、投手として西武に入団した平良幸一さん(48)は「チームのメンバーからも『小さくならず、本塁打を狙っていけ』と言われているようだ。4番としての自覚が結果につながっているのでは」と分析。「柔らかいスイングなのに力がある。来年は50本超えも狙える」とさらなる飛躍を期待した。

最終更新:10/14(日) 9:20
沖縄タイムス

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