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藤井将雄さん命日捧ぐ白星「ベンチ座ってくれたよ」

10/14(日) 4:49配信

日刊スポーツ

<パCSファーストステージ:ソフトバンク8-3日本ハム>◇第1戦◇13日◇ヤフオクドーム

【写真】工藤監督「鈍ることなく決断できた」継投で初戦勝利

天高い秋晴れの空に歓声は届いただろうか。

現役時代、「優勝請負人」と言われ、ホークスにやってきた工藤監督は19年前、福岡の地で初優勝の美酒に酔った。連覇も果たした。

だが、戦友でもあり、よき後輩でもあった藤井将雄投手は2000年(平12)の10月13日、肺がんのため31歳の若さで天国へ旅立った。世紀のON決戦の直前だった。

「炎のセットアッパー」と呼ばれた右腕さながら、ブルペン陣の奮投で日本ハム打線に反撃の糸口さえ許さなかった。試合前、選手ロッカールームにある藤井さんの祭壇には花かごと必勝を誓った赤飯が供えられていた。葬儀で弔辞を読んだ若田部投手コーチは「(葬儀の日も)今日みたいないい晴れ空でした。この時期いつも思い出します」と、しんみりと回想した。

もちろん、工藤監督もしっかりと「この日」を覚えていた。「今日は(藤井が)ベンチに座ってくれていたよ」。そう言って笑顔で監督室に消えて行った。戦いは続く。目標は日本一。今日14日の第2戦で第1関門を突破し、獅子の待つ所沢に乗り込むつもりだ。【佐竹英治】

最終更新:10/14(日) 7:22
日刊スポーツ

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