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女子十二楽坊、進化する初音ミクと異色コラボ

2018/10/15(月) 17:34配信

チケットぴあ

琵琶、竹笛、古箏、楊琴、二胡など中国の民族楽器で演奏する女性グループ、女子十二楽坊が、ヴァイオリニストの川井郁子とバーチャルシンガーの初音ミクをゲストに迎え、11月に来日コンサートを開催する。中国トップレベルの音楽学校の卒業生から選抜された実力ある若いメンバーを加え、2016年に新たなスタートを切った彼女たちが、昨年に引き続きふたたび来日する。

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約8年ぶりの来日となった昨年は単独によるコンサート。団長の石娟は、「女子十二楽坊は中国の伝統的な民族楽器で新たな風穴を開けるチームですので、これからは新しい音楽と積極的に融合していくつもりです」と今回の共演の経緯を語り、「結成18年の女子十二楽坊の歴史を振り返るような舞台になると思います」とアピールした。

西安で行われた日中平和友好条約締結40周年記念コンサートで琵琶の演奏家と共演したという川井は、「琵琶とヴァイオリンの音色が響き合う、なんとも言えない世界が生まれてゾクゾクしながら演奏しました。今回はどんな化学反応を起こしてくれるのか楽しみです」とニッコリ。初音ミクの生みの親であるクリプトン・フューチャー・メディアの佐々木渉は、「初音ミクが生まれてきて良かったと思えるくらい、すごくダイナミックなセッションになると思います。しっかりと取り組んでいきたいと思います」と意気込んだ。

本公演は、昔ながらの伝統曲から始まり、後半に向かって新たな試みや新たな曲目を用意。この公演のために楽器編成も変更され、古箏を4台にして低音の響きで豊かなアンサンブルを実現させる。コンサートの前半に登場する川井は、フィギュアスケート羽生結弦選手のプログラム使用曲として知られる「ホワイト・レジェンド」ほかで共演。「『白鳥の湖』を原曲にアレンジした曲です。中国の楽器の音色と一緒に新しい世界観を創造できたらと思います」と語った。

後半に登場する初音ミクは、中国語バージョンのソフトがリリースされたこともあり、日本語と中国語を織り交ぜて、Google ChromeのCMソング「Tell Your World」ほかを歌唱する。「テクノロジーの部分も含めて現在調整中」という佐々木は、「歌声はこの公演のために特別にカスタマイズしています。女子十二楽坊さんの美しいアンサンブルの中で、初音ミクの歌声が邪魔することなく、調和したカタチで表現できればと思っています」と明かした。バージョンアップした初音ミクの歌声が堪能できそうだ。

女子十二楽坊の日本公演は、11月27日(火)・30日(金)に東京・新宿文化センター 大ホールにて開催。チケット発売中。

取材・文/門宏

最終更新:2018/10/15(月) 17:34
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