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サウジのジャーナリストはApple Watchで死に至る録音を伝えたのか

10/15(月) 10:06配信

ITmedia NEWS

 10月2日にイスタンブールのサウジアラビア総領事館に足を踏み入れた後で消息を絶ち、殺害されたとみられているジャーナリストのジャマル・カショギ氏は、装着していたApple Watchから録音を送信しており、それをトルコ政府が入手した――トルコの親政府新聞が10月13日に伝えた。

サウジアラビア総領事館近くで(AP Photo/Petros Giannakouris)

 サバー紙の報道によれば、トルコのセキュリティ関係者が本件に関する多くの情報をリークしており、カショギ氏に起きた出来事についてのサウジアラビアからの説明を求める声が強まっている。

 同紙によれば、トルコ当局はカショギ氏のiPhoneとiCloudアカウントから音声を復元したという。カショギ氏はサウジ総領事館に入る前にiPhoneなどを婚約者に渡していた。

 サウジ当局は最初、カショギ氏のApple WatchのPINコードを間違って推定して入力し、その後、同氏の指を使って録音を消去しようとしたとサバー紙は報じているが、Apple WatchにはiPhoneのような指紋認証によるIDアンロック機能はなく、同紙の記事にその点は言及されていない。Apple Watchの録音機能は、録音した後でiPhoneがBluetooth接続できる程度近くにある場合には同期することができる。同紙の記事ではApple Watchの録音がどのようにカショギ氏のiPhoneとiCloudと同期できたのかについて言及されていない。APはトルコ当局に対し、カショギ氏のApple Watchに関する質問を投げたがまだ回答がない。

 トルコ当局は、総領事館でのカショギ氏殺害にはサウジの「暗殺部隊」15人が関わっていると考えている。殺害中のビデオも手に入れているが、入手方法についての説明はない。

ITmedia NEWS

最終更新:10/18(木) 9:45
ITmedia NEWS

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