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財布もスマホも不要の決済、最新の「指紋認証技術」とは?

10/15(月) 17:40配信

MBSニュース

中国では現金を持たずスマホを使ったQRコード決済が普及していますが、日本ではその先を行く決済の方法が進められようとしています。何も持たずに“指”だけで買物できるという仕組みです。「手ぶらで決済」とは?最新のシステムを取材しました。

手ぶらで買い物 支払いは“指”で!

東京から車で2時間、関東の奥座敷として知られる湯河原(神奈川県)。年間300万人の観光客が訪れる歴史ある温泉地です。辻憲太郎解説委員がやってきたのは、駅前にある土産物店「一福堂」。早速、湯河原でのお土産を買うことに…

店員「お支払いは?」
辻解説委員「“こちら”のほうで」

と、辻解説委員が支払いに差し出したのは、“指”です。

店員「お客様の人差し指と中指をセンサーに置いてください」
※センサーに指を置く辻解説委員
辻解説委員「おっ、支払完了。指で支払いが出来ました」

辻解説委員が支払いに使ったのは、指紋をかざすだけで決済が出来る「Touch&Pay」というシステム。まず、事前に指紋をシステムに登録。登録すると指紋情報にお金をチャージすることができ、指だけで支払いができるようになるのです。訪日外国人の激増が予想される2年後の東京オリンピック・パラリンピックに向け、経済産業省主導で指紋決済の実証実験が湯河原や城崎など各地の観光地で行われています。指紋の登録やお金のチャージは旅館やホテルのフロントで可能。辻解説員も買い物前に指紋登録とチャージを済ませていたのです。

外国人客の取り込みに期待

現在、“指で決済”できる店は湯河原で40店舗ほど。その中のひとつ、喫茶店「cafe&bar Bon」。自慢は湯河原名物の「坦々焼きそば」。食べ終えた辻解説委員、支払いはもちろん“指”です。財布を持たずに手ぶらで買い物できるこのシステム。旅館にこもりがちな観光客の外出につながればとご主人は期待しています。

「外出してもらって初めて、小さな飲食店とかお土産屋さんははやる。だから指紋認証決済は、はやってほしい」(cafe&bar Bon 荒井正司さん)

外国人観光客の取り込みが今一つ進まなかった湯河原。手ぶら決済の普及で外国人にとっても買い物のしやすい街になると考えています。

「これからラグビーワールドカップやオリンピックに向けて、外国人観光客をたくさんお迎えすると思います。日本中で正式に『指紋認証決済でいこうよ』と国に決めてもらって、湯河原町は先駆けて取り組んでいましたので、ほかの自治体よりは一日の長があるのかなと期待はしています」(湯河原町観光課 石黒英亀さん)

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最終更新:10/15(月) 17:57
MBSニュース

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