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【菊花賞】メイショウテッコン&松山“逃走の最恐タッグ”が大舞台で花開く

10/17(水) 21:55配信

東スポWeb

【菊花賞(日曜=21日、京都芝外3000メートル)得ネタ情報】京都芝外回り3000メートルを舞台に行われる菊花賞は、全馬が初体験の距離への挑戦。ペースを左右する逃げ、先行馬の動向がレースのカギを握るのは言うまでもない。裏街道を歩みつつも、その果敢な先行策で常に存在感を示してきたメイショウテッコン&松山弘平の“逃走コンビ”が表舞台で花開く時がようやくやってきた。

 決戦を前に2人の男はこう言った。

「今回も前々での競馬になるだろう。後ろから行って、どうのっていう馬ではないので」(高橋忠調教師)

「しっかりスタートを決めて、いいリズムで最初の坂を下って行けたら」(松山)

 この言葉を聞く限り、主導権を握りたいのは間違いなさそうだ。

 さて、別表をご覧いただきたい。過去1年における「逃げた馬」のジョッキー別成績を見ると、いかに松山が異彩を放っているかが分かる。逃げに打って出たその回数もさることながら、単勝回収率168%、複勝回収率129%の高打率には恐れ入る。

「そういうデータが出ているのはうれしいですね。ただ、毎回毎回、同じパターンで逃げているわけではないし、これっていう型もないんですよ。やっぱり馬によって、いろいろ違いますから」

 無数に存在する引き出し。馬の個性、状態によって走り方を変化させる松山が、最も大事にしているのは「リズム」と「折り合い」だ。

「例えば大逃げの場合、ただ単にかかって逃げていたら、最後にお釣りがなくなるのは当たり前。折り合いがついた状態でリズム良く走らせることが一番大事なんです」

 メイショウテッコンと初めてコンビを組んだ京都新聞杯では、道中で折り合いを欠いた分、最後まで踏ん張りきれずの5着。逆にラジオNIKKEI賞では、テンに位置を取りに行かない形で最後まで脚を使うことができた。騎乗した過去4戦で馬に合った“行き方”を模索、工夫しながら馬との絆を深めてきたのだ。

 そして迎える大一番。果たして未知なる3000メートルの距離で、最後まで脚を持たせることができるのだろうか?

「血統的には持つだろうと判断しています。マンハッタン(カフェ産駒)ですから。速い脚を長く持続できるように、ポテンシャルはかなり高いんですよ」(高橋忠師)

「長くいい脚を使える。折り合いさえつけば、むしろ3000メートルは合うと思います」(松山)

 2人の男が口を揃える「長く使える脚」をより効果的に使う戦術とは果たして!?

「出して行くと、かかってしまう馬。そうなると最後まで持たないから、出たなりのところから、組み立てていかないとダメなんだ。そのあたりを考えながら、柔らかく乗れるジョッキー…やっぱり(松山)弘平クンがメイショウテッコンにはとても合っていますね」

 高橋忠師が全幅の信頼を置いている“逃げ巧者”が、今年の菊花賞の全てのカギを握っていることだけは間違いない。

最終更新:10/17(水) 21:55
東スポWeb

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