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昼間もヘッドライト一部点灯「DRL」普及なるか 欧州では装着義務、日本でも必要?

10/17(水) 16:10配信

乗りものニュース

日本では2016年「解禁」

 昼間にヘッドライトの一部を点灯している車が増えてきました。ただし、バイクや一部のバス、タクシーなどのように前照灯を点灯させるのではなく、前照灯の周りに配置されたスモールランプが点灯するというものです。

【写真】昼間も光るのはどの部分? アルファードのヘッドライト構造

 これはDRL(デイタイムランニングライト)などと呼ばれるもので、日本では2016年に「昼間走行灯」として「解禁」されました。欧州各国や北米では、日中のヘッドライト点灯が義務とされており、EUでは2011(平成23)年から、前照灯などとは別個にDRLの装着も義務化されていましたが、日本ではこのランプに関する基準がなかったのです。

 EUの基準ではDRLの明るさは「400カンデラ以上」ですが、解禁前の日本ではこのランプは「その他の灯火」として扱われ、明るさが「300カンデラ以下」に制限されていました。このため、並行輸入車などではこの機能を有していても、日本では認められていないことから、無効化あるいは減光されるケースがありました。

「日本でもつけられたらいいな、という議論が以前からありました。欧州では安全性を高める装置としてだけでなく、クルマの個性を出す要素として扱われており、逆にいえば、DRLが機能することでクルマ本来のデザインが完結されます」

 このように話すのは、アウディ・ジャパンの担当者。日本での法令改正を受けて同社は2017年8月、このDRLを日本向けの全モデルに標準装備すると他社に先駆け発表、直後にBMWもこれに追随して全モデル標準としていくと宣言しました。こうしたこともあり、輸入車を中心にDRLを点灯させて走るクルマが増えているのです。

 日本の保安基準で「昼間走行灯」は、日中にほかの交通からの視認性を向上させ、かつ、その光がほかの交通を妨げないものとして「照明部の大きさが25平方センチメートル以上200平方センチメートル以下」「ライトの光度が1440カンデラ以下」「ライトの色は白色」といった条件や、取付位置などに関する規定が定められています。

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最終更新:10/17(水) 20:03
乗りものニュース

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