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逆境に屈しない魂!~阿部寛「下町ロケット」は「半沢直樹」の流れをくむ熱い物語~

10/18(木) 15:51配信

トレンドニュース(GYAO)

3年前に日本中を涙と感動に包んだ日曜劇場「下町ロケット」。
初回視聴率は16.1%で始まり、2話以降は全て初回より高く、しかも右肩上り基調と好成績をおさめた。
今クールの「下町ロケット」も、初回は13.9%とまずまずの出だしだった。やっぱり今回も期待できそうだ。

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■盤石の体制

主演の阿部寛がストーリーを力強く引っ張る。
そして土屋太鳳・竹内涼真・立川談春・安田顕・徳重聡・和田聰宏・今野浩喜・中本賢・谷田歩・朝倉あき・倍賞美津子と、共演者は新人からベテランまで強力なメンバーがそろう。
さらに佃製作所チームと家族に加え、杉良太郎・神田正輝・吉川晃司・木下ほうか・尾上菊之助・イモトアヤコ・池畑慎之介・恵俊彰・中村梅雀・古舘伊知郎ら、そうそうたる顔ぶれも控える。勢揃(せいぞろ)いの超豪華キャストで、日曜劇場に大輪の華を咲かせる幕開けとなった。

「半沢直樹」(13年夏)をはじめ、「ルーズヴェルト・ゲーム」(14年春)・「下町ロケット」(15年秋)・「陸王」(17年秋)と続く大ヒット作品の数々。言うまでもなく、池井戸潤のオリジナルワールドだ。
しかも伊與田英徳プロデューサー・福澤克雄ディレクターのコンビが、全作品を主導してきた。今回の「下町ロケット」も、まったく同じスタイルで、感動作となることは間違いなしだ。
しかも音楽も、「半沢直樹」から日曜劇場を盛り上げて来て、池井戸ワールド演出のためには欠かせない服部隆之が提供している。
フレージングの長いオーケストレーション。
気迫あふれる躍動感あるメロディのアレンジ。
殺伐とした緊張感の中に深みを加えた音色。
効果音を巧みに操り、映画音楽からゲーム・ドラマ・アニメとどんな分野でも活躍して来た才能と豊富な知識が、今作でも魅力的な音楽としてちりばめられている。

■「下町ロケット」の見どころ

前シリーズでは、“佃エンジン”と呼ばれるロケットエンジン用バルブシステム開発で成功した。しかもそのバルブシステムを生かした人工心臓弁“ガウディ”を製作し、技術の高さを証明した。
その「佃製作所」が、今回の第2シリーズでは、時代の移り変わりに苦しみながら、会社存続をかけ新たな領域へと挑戦していく。
それは、ロケットで成功した宇宙から、農業用トラクターの“トランスミッション開発”という、天から大地へと舞台を移した闘いだ。

日本を代表する大企業・帝国重工の純国産ロケットを打ち上げる「スターダスト計画」に携わる優秀な社員が集まるシーン。会社カラーの赤いユニフォームを着た社員たちが勢揃(せいぞろ)いし、社長に敬意を払うシーンは、あまりに統制的な映像で、一瞬ドキッとするが、とにかく迫力がすごい。
冒頭のシーンで、このインパクトをドーンと与える演出は、脚本家・池井戸潤と出演者・スタッフすべての気迫が感じられる。現場の緊迫感が、まさに画面からあふれ出ているようだ。

エンジンの部品やシステムなど、技術的な知識になじみのない視聴者には、簡単に理解しづらい分野である。それでもドラマの中で図解解説が簡潔に行われ、「なるほど!」と思った瞬間、すでにこのドラマの面白さに引き込まれている。

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