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【解説】中国道・母娘死亡事故から1年 高速道路の「落下物」対策は?

10/18(木) 19:08配信

KSB瀬戸内海放送

 岡山県津山市の中国自動車道に落ちていたスペアタイヤが原因で、親子2人が亡くなった事故から18日で丸1年です。
 高速道路上の落下物は、車が乗り上げるだけでなく、避けようとして急ハンドルを切ることによる重大事故も発生しています。高速道路の落下物の現状と対策を取材しました。

脱落スペアタイヤが原因で母娘が死亡

 去年10月18日、津山市の中国自動車上り線で、路上に落ちていたスペアタイヤに軽自動車が衝突し、動けなくなりました。

 軽自動車に乗っていた広島市の当時49歳の母親と大学4年生の長女は、路肩に避難しましたが、後ろから走ってきた大型トレーラーが同じタイヤに乗り上げて横転。このトレーラーにはねられて2人とも死亡しました。

 事故の引き金となったスペアタイヤは広島県に本社がある運送会社のトラックがタイヤを固定する器具ごと落としたことが判明しました。
 警察では固定器具のサビが原因とみています。

落下物の回収にあたる交通管理隊

(田嶌万友香リポート)
「こちらにあるのはここ数カ月で回収された落下物です。大きな一輪車ですとかタイヤにブルーシート、こちらの脚立は後ろの車が乗り上げた痕跡もあります。怖いですよね」

 高松自動車道の善通寺インターにある香川高速道路事務所です。「交通管理隊」を組織し、日々訓練を行いながら道路を管理しています。

(朝礼)
「基地一丸となって落下物に起因する事故の減少に務めていきましょう」

高速道路の巡回パトロールに密着!

 交通管理隊は昼夜交代制で24時間365日、一日に6回から8回、落下物を回収するために高速道路を巡回しています。

 去年5月に入隊した新米隊員、矢野宏貴さんはベテラン隊員の森さんとペアを組んで巡回を行っています。
 矢野さん、実は前職でスポーツインストラクターをしていたそうです。

(先輩隊員・交通管理隊香川基地/森邦弘 主任長)
「矢野隊員は運動神経抜群なんで、俊敏に動けるんですけど、まだ経験が浅いので、落下物発見もちょっと遅れているので、もう少し早期に発見できたらと思います」

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最終更新:10/18(木) 19:33
KSB瀬戸内海放送

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