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中国道・母娘死亡事故から1年 遺族が心境をつづる「原因究明と責任追及を」

10/18(木) 19:09配信

KSB瀬戸内海放送

 岡山県津山市の中国自動車道に落ちていたスペアタイヤが原因で、親子2人が亡くなった事故から18日で丸1年です。遺族である父親が心境を手紙でつづりました。

(記者リポート)
「あれから1年がたちますが、事故があった現場には当時のものと思われる跡がまだ残っています」

 去年10月18日、津山市の中国自動車上り線で、路上に落ちていたスペアタイヤに軽自動車が衝突し、動けなくなりました。
 軽自動車に乗っていた広島市の当時49歳の母親と大学4年生の長女は、路肩に避難しましたが、後ろから走ってきた大型トレーラーが同じタイヤに乗り上げて横転。このトレーラーにはねられて2人とも死亡しました。

 事故の引き金となったスペアタイヤは広島県に本社がある運送会社のトラックがタイヤを固定する器具ごと落としたことが判明しました。警察では固定器具のサビが原因とみています。

 事故から1年、妻と娘を亡くした男性が弁護士を通じて、コメントを公表しました。

(遺族のコメント)
「当たり前のように『じゃあ駅に迎えに行くわ』と答えたのが、私が妻と交わした最後の言葉になりました」

 「私の想い」と題されたA4用紙1枚のメッセージです。

 中には、教員採用試験に合格したばかりの娘に直接「おめでとう」と言えなかったことなどが書かれ、最後はこう
締めくくられています。

(遺族のコメント)
「二人の疑問に答え、無念を晴らしてあげるために、警察の方々にはどうしてタイヤが落ちていたのか?原因の究明と責任の追及をお願いしています。今後は静かに二人の冥福を祈りながら、警察の捜査の行方を見届けていきたいと思っています」

最終更新:10/19(金) 15:49
KSB瀬戸内海放送

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