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今年のインフルエンザ流行は早い 学級閉鎖にワクチン不足 万全な対策を

10/19(金) 11:28配信

中京テレビNEWS

中京テレビ 「キャッチ!」10月18日放送より

 冬がシーズンといわれているインフルエンザ。今年のインフルエンザの流行は一足早いようで、すでに学級閉鎖の学校も相次いでいます。まだ秋といっても油断は禁物。そのわけは?

 この日の名古屋の最低気温は13.7℃。朝からよく晴れて秋らしい1日となりました。名古屋市緑区にある病院「もろの木こどもクリニック」では、マスクをした子どもが診察のあと予防接種を受けていました。

 こちらの病院では、10月15日から予約制でインフルエンザの予防接種を始めたそうですが。

「10月15日から12月15日をインフルエンザワクチンの接種期間を設けたが、もうほとんどすべて予定した本数が埋まった状況」(もろの木こどもクリニック 諸岡正史 院長)

今年のインフルエンザは出足が早い?

 愛知県内の学校では、去年より1か月も早い9月に学級閉鎖が発生しています。

 厚生労働省の調べでは、小中学校の欠席人数を見ても、去年と同じ時期と比べて大きく増えていて、愛知県だけではなく、東京や大阪でも増えています。

 予防接種の時期を前倒しにする人が多いのは、ひと足早い学級閉鎖への危機感や、去年のワクチン不足を懸念してではないかと、医師は指摘します。

 専門家によると、実はインフルエンザの流行時期は冬だけではないようです。

「一般的にインフルエンザは冬の寒い時期にはやると思われているが、こういうふうに暖かい時期でもはやる可能性があります」(新潟大学医学部 齋藤玲子 教授)


 寒くて湿度が低い冬に流行するだけではないといいます。

「東南アジアでは雨期にインフルエンザがはやるので、東南アジアの雨期の気候に、日本がそっくりな状況でして」(新潟大学医学部 齋藤玲子 教授)

 新潟大学の斎藤教授によると、インフルエンザは、温度や湿度が高い場所でも流行することがわかっています。


 さらに、今年9月ごろからインフルエンザが発症していることについては。

「オーストラリアは、ちょうど今の時期が日本の反対の冬の時期にあたりまして、インフルエンザがはやっています。南半球からの旅行客がインフルエンザを運んできている可能性が大いにあります」(新潟大学医学部 齋藤玲子 教授)

 今年、南半球ではやっているのは、インフルエンザA型。9月に学級閉鎖となった学校の児童から検出されたウイルスもインフルエンザA型。同じ型でした。

 さらに、今年の寒暖差の激しさで、体の抵抗力が落ちていることもあるとしています。


 日ごとに秋が深まるこの季節。インフルエンザには今から注意が必要です。

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