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整備新幹線だけじゃない新幹線計画 北海道南回り、山陰、四国横断…実現可能性は?

10/19(金) 16:10配信

乗りものニュース

残る新幹線計画の総延長は4000km超

 世界初の本格的な高速鉄道といえる「新幹線」。その第1号となった東海道新幹線が1964(昭和39)年に開業して以来、日本の新幹線は徐々に伸びていきました。いまでは北は北海道から南は九州まで、全長2765kmに及ぶネットワークが構築されています。

【地図】計画中の新幹線ネットワーク

 しかし、新幹線の建設はまだ終わっていません。いまも建設が進められている新幹線や、構想段階の新幹線があります。国土交通省鉄道局監修『数字でみる鉄道2017』の「新幹線鉄道の一覧」によると、「営業線」「工事線」「整備計画線」「基本計画線」の4項目があり、このうち「営業線」を除く3項目の路線が現在工事中、もしくは計画中の新幹線。総延長は約4049kmに及びます。

「工事線」は現在工事が進む新幹線で、4線4区間688kmあります。全国新幹線鉄道整備法に基づき1973(昭和48)年に整備計画が決定した5線(いわゆる「整備新幹線」)のうち、北海道新幹線・新函館北斗~札幌間と北陸新幹線・金沢~敦賀間、九州新幹線(長崎ルート)・武雄温泉~長崎間がこれに含まれます。このほか、超電導磁気浮上式のリニアモーターカーが導入される中央新幹線も東京(品川)~名古屋間が工事中です。

「整備計画線」は整備計画が決定したものの、まだ工事に着手していない3線3区間331kmです。整備新幹線の未着工区間と中央新幹線の名古屋~大阪間がこれに当てはまります。このうち九州新幹線(長崎ルート)の新鳥栖~武雄温泉間はルートや設置駅がほぼ固まっていますが、北陸新幹線の敦賀~大阪間と中央新幹線の名古屋~大阪間は工事計画を立てられるほどの詳細なルートや設置駅がまだ決まっていません。

 そして「基本計画線」は、1973(昭和48)年に基本計画(整備計画の前段階となる大まかな計画)が決まった11線11区間。その全長は現在の営業線を300km近く上回る約3030kmとされています。かつては中央新幹線も基本計画線でしたが、2011(平成23)年に整備計画が決まりました。

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最終更新:10/22(月) 10:14
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