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超速&省電の「Wi-Fi 6」がやってくる。すごさをおさらい

10/19(金) 20:14配信

ギズモード・ジャパン

宇宙人語みたいな連番にさようなら。

次世代無線規格「Wi-Fi 6」が来年やってきます! 今の「802.11ac」は「Wi-Fi 5」、「802.11n」は「Wi-Fi 4」と呼ばれるようになります。やっと覚えられますね!

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ルーターは今のでいいの?動画の読み込みが速くなるの?など、素朴な疑問はここで片付けましょう。

Wi-Fiのきた道

年長のみなさまはよく覚えておいでのように、昔のダイヤルアップ接続はケーブルを差し込んだPCしかネットにつながらなくて、MP3楽曲を1本ダウンロードするのに30分かかり、終わるまで電話も使えなかったりしました。そこに現れた救世主がWi-Fiです。だんだん安くなって、家庭のルーターにおさまるまでサイズダウン。1997年に最初の規格が発表された当時の伝送速度は2Mbit/sでしたが、1999年の802.11bでは11Mbit/sになって普及が本格化しました。

Wi-Fiの通信規格はIEEE(米国電気電子学会)が策定しています。「IEEE 802」は有線LAN、「802.11」は無線LANてな意味。 802.11bの発表以来、無線LAN(Wi-Fi)の規格は家庭用も非家庭用も含め、無数に生まれてきています。

2大ハイライトは、2003年の802.11g(最大54Mbit/sの速度)、2009年の802.11n(600Mbit/sに一挙にアップ)。後者は2.4GHz帯と5GHz帯の両方で使えるデュアルバンドルーターの登場も大きな節目になりました。

スピードは4~10倍に

現在は802.11acで、5GHz帯の最高速度はぬあんと1,300Mbit/s。1997年からわずか20年の間に600倍に進化した計算になります。 これで驚いてちゃいけません。Wi-Fi 6はもっと速い。ただ6は速さ以外にも、いろいろ大きな改善点が。

今のルーターでつながる2.4GHz帯と5GHz帯をもっと使い倒せるスマートな方式を採用しているので、結果として同じ周波数帯を使っているのに、干渉が少なくて通信速度も速くなっているんですね。

「Wi-Fi 6」はニックネームで、正式名称は「802.11ax」です。Wi-Fi 6印の製品やソフトが登場するのは来年から。ロゴはこちらになります。

GoogleのChromecastのロゴをクロップして番号つけたような感じですね。

主な改善点は2つで、通信速度とスループットです(高速道路で言うと、制限速度と車線の数)。Wi-Fi 6は8K動画のストリーミングもできます。そんな下り速度を通信会社がサービスしてくれるのかな、という部分はあるけれど、技術的には可能です。

2.4GHz帯で1.1Gbit/s、5GHz帯で4.8Gbit/sまで出ますからね(8回線でストリーム可能)。 来年の本格リリースまで改善は続くので、もっと伸びることも予想されます(ラボでは10Gbit/sまで実測できたという情報も)。いずれにせよ、スピードは今の4倍~10倍になりそうです。

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