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大阪出身も「西武ファン」公言 FA浅村争奪戦に阪神出る幕なし

10/20(土) 12:09配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 CSが進む中、FA市場の調査が水面下で進んでいる。今オフの目玉となるのが、2年連続でMVP候補に挙がる広島の丸、そして、西武の浅村栄斗(27)だ。

 主将2年目となった今季は3割30本塁打をクリア。打点王(127)にも輝き、リーグ優勝に大きく貢献した。CSファイナルでも3試合で打率.417。活躍からすれば、今季の年俸2億1000万円からの大幅アップは確実だ。昨オフ、FA取得を見越した球団から複数年契約を提示されたものの、「甘えを持ってやりたくない」と1年契約を選択しただけに、移籍の可能性あり、と他球団が腰を浮かせている。

 権利取得直後は本人もこう言っていた。

「せっかく得られた権利なので、先輩たちの話は聞きたい。(楽天に移籍した)岸(孝之)さんとか(海外FAを行使してメジャー入りし、帰国後にオリックス入りした)中島(宏之)さんとか、(西武を)出て行った人の話を聞いてみたいですね。どういう気持ちで出て行ったのか」

■「甲子園より京セラに」

 そんな浅村に巨人、ソフトバンク、楽天が興味を示している中、表向きはFA補強に消極的な態度を装っている阪神も水面下で調査を続けているという。浅村は大阪市出身で高校も大阪桐蔭という生粋の地元選手。獲得を望む声は少なくないのだが、当の浅村は「僕は小さいときから西武ファンなんですよ」と言ってこう続ける。

「大阪出身だから阪神ファンだと思われがちなんですけど、小さい頃から松井稼頭央さんのファンだったんです。バッティングはもちろん、グラブさばきとか走塁とかすごいなあと尊敬していて、憧れていました。だから試合も、当時は交流戦がなかったので、(阪神が試合をする)甲子園じゃなくて京セラ(ドーム)へ西武戦を見に行っていました」

 松井は浅村と同じ大阪出身で、浅村が4歳のとき西武に入団。メジャー移籍を経て2011年に楽天入りすると、今季からテクニカルコーチ兼任で古巣の西武に復帰した。現役は今季限りで引退するが、指導者として球団に残る方向で話が進んでいる。加えて、西武はエースの菊池雄星が今オフ、入札制度でメジャー移籍することが濃厚。西武には少なくない譲渡金が入り、浅村の引き留め資金を上積みできる。阪神に出る幕はないかもしれない。

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