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若槻千夏、商才に宿る「ネットの付き合い方」と人生観

2018/10/20(土) 12:44配信

BuzzFeed Japan

DMで仕事を依頼するのは、ルール違反

――mixiは活用していたけれど……Twitterはやらないんですか?

やらないですね。Twitterは手軽過ぎるので、怖い。ブログは自分の思ってることを伝えたるために文章をちゃんと書く。Instagramは加工してクリエイティブにこだわる。

私の中で、一番こだわらないのがTwitterだったんです。ありのままの自分を世の中に発信できるって危険。歯止めが効かないし、自分の「当たり前」が、他人から見たら「え?」と思うことってすごく多い。私は口が悪いので向いてないと思いますね(笑)。

仕事のツールとしてドライに使ってもいいんですけれど、宣伝に繋がることしか投稿しなくなっちゃう。そんなの一番つまらない。だから私はやってないです。

――Instagramはどういう位置づけなんでしょう?

自分の生活に合ってるSNS……ですかね。ブログは独身時代に暇すぎてやってたんです。彼氏が7年いなかったので、夜暇な時に書いてました。文章が誰かに届くと嬉しくて一生懸命書いてたんですけれど、親になったり仕事を始めたりすると時間に余裕がなくなって。Instagramは自分がいいいなと思った写真を載せられるので、手軽。

ハッシュタグはほとんど使いません。なんかキラキラしてて……いや、本当は使いたいのかな。

――複雑な心境?

わかんないというか……嘘がばれる時代じゃないですか。「これを愛用してます」と言っても、その真偽ってすぐにわかる。

昔は、そういう宣伝文句を鵜呑みしちゃったり、何も考えないで芸能人の真似する人も多かった。でも、今は有名人御用達のモノが売れる時代じゃない。

これは自分で会社をやってて実感しますね。アパレルをやってる時は、ネットに画像をあげた瞬間に店舗から商品が消えたり、再入荷の問い合わせが止まらなかったり。その恩恵は受けました。でも、そういう時代はもう過ぎ去ってしまった。

ただ渡すだけで宣伝をする方法は、合ってないと思います。本当にいいと思うものは、消費者それぞれが決める時代なので。宣伝で動くほど簡単な時代じゃない。

――Instagramで「宣伝してください」って打診されることはありますか?

あります。DMに経由で「興味ありましたらプレゼントするので」みたいな。完全に無視しますけど。

――完全無視。

私は自分で会社もやってはいますけれど、事務所に所属している身でもあるんです。だから、事務所を通してこない仕事ってその時点でグレー。事務所のこともわかってるのに、個人DMで依頼をするスタンスは汚い。ルール違反な気がします。

やっぱり仕事って会社を通して依頼をするものだと思うので。タレントの友だちはいますけど、「これ載せて」と言ったことはないです。

一方で、私も「インフルエンス」する側の立場だっていう認識はあって、自分の評価とか、そういうのも気になります。ちゃんと依頼が来て、自分も本当にいいなと思ったら、本音で投稿する。こういうのが、ちゃんとしたお仕事だと思います。

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最終更新:2018/10/20(土) 12:44
BuzzFeed Japan

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