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公選法改正後、初の知事選 磐城学校新聞で啓発

10/21(日) 10:39配信

福島民報

 公選法改正に伴い選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられて以降、初めてとなる知事選で、福島県内の高校に「十八歳選挙権」をテーマにした学校新聞製作や期日前投票事務への参加、模擬投票の動きなどが広がっている。高校生は知事選を通じて一票の重みや投票の意義について理解を深め、主権者意識を高めている。
 福島県いわき市の磐城高出版委員会は二十三日に十八歳選挙権をテーマにした新聞を発行する予定で、生徒が最後の編集作業を進めている。
 若者の目線で世の中の出来事や社会問題に意見する企画「記者席」で投票日が近づく知事選に焦点を当てた。二年の山田麻衣さん(17)が執筆した。十七歳のため選挙権はないが、「福島の未来を考える上で自分の事として選挙を考えたい」との思いを持つ。「『自分たちが政治の在り方を決めていくんだ』という考えを持つことが、私たちにできる政治参加の第一歩」と主権者意識を持つ重要性を記事に書いた。
 山田さんは七年七カ月前の東日本大震災発生時、津波にのまれた古里を目の前に無力感を強く感じた。古里の復興を切実に願う気持ちから、「(政治家に)地元にもっと目を向けてほしい」と政治に関心を持つようになった。「若者の投票で政策、ひいては地域の将来が変わるかもしれない。多くの生徒に記事を読んでもらいたい」と訴える。
 委員長でまとめ役の二年生の片寄里香さん(17)は「(選挙権を持つ)三年生だけでなく、一、二年生にも興味を持ってほしい。紙面を通して投票率が低い現状を変えたい」と語った。新聞は全校生徒に配布される。

福島民報社

最終更新:10/21(日) 10:41
福島民報

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