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新型フォレスターはやっぱりパワートレーンが物足りず。先代のターボが恋しい

10/21(日) 9:04配信

carview!

スタイリングは新しさに乏しいがSGPに不満はなし

新型フォレスターは、キープコンセプトともいうが、ファンやユーザーなど、よほどフォレスターに関心がある人でなければ新旧の外観を見分けるのは難しいのではないか。そりゃよく見ればディテールは変わっているが、新型のスタイリングは新しさに乏しい。20年経って歴代フォレスターの写真を古い順番から並べていくことがあったら、このあたりが一番難しいと思う。

>>新型フォレスターの写真<<

ただし、スバルに単なる美しさ、新しさを求める人は少ない。昔から「フォーム・フォローズ・ファンクション」という言葉があるように、機能が表れたカッコよさこそスバルが目指すカッコよさであり、ファンもそれを求めている。開発陣も「我々が提唱する0次安全(視界の良さや運転しやすいポジションを得やすいカタチ)や、このクラスのSUVに備わっているべきユーティリティーを確保した結果、こういうカタチになった」と説明する。それにしても変わらなすぎだとは思う。

新型はインプレッサとその派生モデルのXVに続く、SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)採用の第3弾だ。SGPを採用したクルマでは今のところハンドリングと乗り心地に不満を抱いた試しがないが、フォレスターについてもそうだった。新型は従来型に比べ、曲げ剛性を2倍、ねじれ剛性を1.4倍に高めたというが、実際に乗ってみてもいかにも堅牢だと思わせる。飛ばしても曲がっても音を上げず、不整路を走らせても不快な振動がほぼ感じられない。SGPを採用する限り、次のレヴォーグもレガシィも車体は安泰だろう。

渋滞で重宝するツーリングアシスト付きアイサイト

今回は首都高中心の試乗コースで、ほぼ全区間が渋滞か渋滞になりかけといった環境で試乗した。その結果、まず感じたのは、標準装備のツーリングアシスト付きアイサイトのありがたさ。ステアリングホイールに軽く手を添えておけば、先行車両との車間距離を一定に保ち、車線中央を維持してくれる。渋滞と無縁でいられない地域に住むユーザーにとっては日常的に恩恵を感じられる、これ以上ない装備だ。

たまにアイサイトなどのADAS(先進運転支援システム)を毛嫌いする人がいるが、不思議でならない。もしかしたらかつて機能が中途半端な時期のACCを体験し、これじゃ使い物にならないと感じたままなのかもしれないが、最新のアイサイトをはじめ、同一車線内で車線中央を維持すべくステアリング操作をアシストしてくれるシステムが備わったADASは、正しく使えばドライバーの疲労を大幅に軽減してくれるし、安全にも寄与する。

フォレスターは多くの子連れ家族に検討されるクルマだ。子供がいると土日しか休めず、渋滞にハマるとわかっていても出かけざるを得ないことが多いもの。ツーリングアシスト付きアイサイトはフォレスターに最もふさわしい装備だと思う。

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最終更新:10/21(日) 9:04
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