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西武新宿駅にやってくる日本初の“AI警備ロボ” 不審者を見つけても「網は投げません」

10/21(日) 11:02配信

FNN PRIME

ロボットといえば、店頭やホテルでの接客から工場での作業まで、その開発は多岐に渡っているが、この11月、西武新宿駅に“日本初”となる警備ロボットが登場するというのだ。

【画像】“警備ロボ”はこんなロボットの組み合わせでできていた

それがこちら。

その名は「Perseusbot(ペルセウスボット)」。
大きさは、高さ167.5cm×幅61cm×奥行90.5cmで意外と背が高く、重さはなんと172kgもある。
人ごみの中で、堂々たる体格のロボットが動くさまを想像するだけでも、お好きな方はワクワクしてくるのではないだろうか。

ただし、これはあくまで実験段階。
まずは11月7日~9日と19~22日を準備期間としてロボットを稼働。11月26日~30日の10:00~16:00に、実証実験を行うとしている。

日本初の「自律移動型AI監視カメラ搭載警備ロボット」

このロボットは、東京都立産業技術研究センター(以下、都産技研)の公募型共同研究開発事業に、アースアイズ、日本ユニシス、西武鉄道の3社の共同提案が採択されて開発したもの。
これまでにも様々な監視ロボットはあったが都産技研によれば、「AI監視カメラを搭載した自律移動型警備ロボット」は“日本初”だという。

実験を行う背景には、2020年に向けて訪日観光客の増加に伴う公共交通機関の乗客増加が予想されることがあり、安全性の向上や駅係員の負荷を軽減する解決策の一つとして警備ロボットに注目したという。
そこで今回の実証実験では次の3点を確認する。

・不審者/不審物の検知精度の確認
・駅環境における自律移動の安定性確認
・駅係員/警備員の負荷軽減度合いの確認

実験が行われるのは西武新宿駅 正面口改札の外にあるコンコース。
ご存知の方もいるだろうが、このコンコースは高さが違う床を階段とスロープがつないでいる。
さらに売店やATM、トイレ、コインロッカーなどが点在し、たくさんの人がひっきりなしに行きかう場所だ。
なぜこんな、実験しにくそうな場所を選んだのか?
都産技研の担当者に聞いてみた。

――このロボットは階段が使えないのではないか?

そうですね。
階段に落ちないようにしています。

――ではスロープを上り下りするのか?

このロボットは、頭の中には西武新宿駅の地図が入っていて、コンコースと同じようなスロープや点字ブロックを通る性能を備えています。
ただ出来上がったばかりなので、頭の中の地図と実際の駅で動かしたときの位置がちゃんと合うか、点字ブロックなどを通れるかといった確認が必要です。
そこで11月前半の準備期間で位置合わせなどを行い、その段階でスロープも含めてどう動かすかを決めます。

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最終更新:10/21(日) 11:02
FNN PRIME

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